2008年07月23日
■ REVELATION / JOURNEY
フィリピン人の新ヴォーカリスト、アーネル・ピネダを迎えたジャーニーの新作。このアーネル君、めっちゃスティーヴ・ペリーに似ているということで大評判を取っているが、何とアメリカでは初登場第5位をマークしたとか。これは96年に黄金期のメンバーで発表した復活作『TRIBAL BY FIRE』以来の好成績。いくら何でもこりゃあチョッと過大評価じゃないの?と思いつつ、慌ててゲットしてみた。するとオープニングの<Never Walk Away>から、早速ガンガン飛ばしていく感じ。コチラも最初は「おぉ〜、なかなかやるわい
」なんて余裕をカマしていたが、CDが進むにつれ、ちょっぴりアセリが入ってくる。「ウーム、こりゃあかなりキテるかも…」 そして終盤に入ると、スピーカーに向かって頭下げたりして。「スミマセン、お見それしやした」 m(_ _)m
大きな話題になっていたのでご存知の方も多いと思うが、このピネダ君、シンガーを探していたニール・ショーンにYou Tubeで見染められた。何でもマニラでThe Zooというバンドを組み、ジャーニーのカヴァーなども歌っていたらしい。そのパフォーマンスをYou Tubeにアップしたところ、それを観たニールが、あまりのスティーヴ・ペリーのソックリぶりに腰を抜かし、すぐオーディションが行なわれたという。ただしバンド側も、最初は2〜3曲歌わせて様子を見るつもりだったとか。ところがピネダ君のあまりの素晴らしさにほだされ、結局アルバムの完成を優先させた、なんて話もある。
で、この新作、実は2枚組で(ウィルマート先行のUS盤は、更にDVD付きの3枚組)、Disc2には、ピネダ君が歌う新録セルフ・リメイクを収録。<Don't Stop Believin'>、<Wheel In The Sky>、<Faitufully>、<Anyway You Want It>、<Who's Cryin' Now>、<Separate Ways>に<Open Arms>など、ペリー時代の代表曲11曲が入っている。これがもう、ホントに笑うっきゃない出来。黙って聴かされたら、完璧にスティーヴ・ペリーだよ、これは。
でも、正直なトコロ、どうなんでしょ? アレンジも意図的にオリジナルのままにしてあるけれど、何だかジャーニーがジャーニーをコピーしてる感じで、少し安っぽい。まぁ、ピネダ君の実力を表現するには一番手っ取り早いと思うし、ファン・サービスとしては最高のプレゼントだけれど、昔の曲で今のジャーニーを表現するという考えはなかったのか。個人的にはDisc1だけで勝負して、Disc2からは2〜3曲ボーナス・トラックにすれば充分だったと思う。あるいはまったく別パッケージにして、『NEW JOURNEY PLAYS OLD JOURNEY』みたいにして併売するとか。新作のクオリティの高さに対し、バンド自らがミソをつけてる印象なのだ。
よく言われることだけれど、音楽もバンドも生き物だ。メンバーが同じだって、時や気分と共にアレンジやフィーリングが変化して当たり前。メンバーが交替しても、時代が移り変わっても、まったく同じというのは、不自然極まりない。それが同じというのは音楽が商品化している証拠で、産業ロックが蔑まれる要因のひとつでもある。妙に変な方向へ進んでしまうなら変らない方が良い、という考え方もあるだろうが、ファンというのは得てしてコンサヴァティヴだからね。
それにしても、このピネダ君はマジ、凄い。おそらく長い間ライヴから離れているスティーヴ・ペリーじゃ、ここまで歌い込めないだろう。新曲の方には、おぉ、ここまでハイトーンが出るのか
、と驚いていたら、更にその上までイッちゃったりしている。でもカナザワにとって魅力的に映ったのは、決してDisc2ではなく、新曲の方。決してモノマネの上手さじゃあない。次はペリーという偉大なシンガーを踏み台にして、ピネダ君にしか歌えない歌を歌って欲しいものだ。
」なんて余裕をカマしていたが、CDが進むにつれ、ちょっぴりアセリが入ってくる。「ウーム、こりゃあかなりキテるかも…」 そして終盤に入ると、スピーカーに向かって頭下げたりして。「スミマセン、お見それしやした」 m(_ _)m大きな話題になっていたのでご存知の方も多いと思うが、このピネダ君、シンガーを探していたニール・ショーンにYou Tubeで見染められた。何でもマニラでThe Zooというバンドを組み、ジャーニーのカヴァーなども歌っていたらしい。そのパフォーマンスをYou Tubeにアップしたところ、それを観たニールが、あまりのスティーヴ・ペリーのソックリぶりに腰を抜かし、すぐオーディションが行なわれたという。ただしバンド側も、最初は2〜3曲歌わせて様子を見るつもりだったとか。ところがピネダ君のあまりの素晴らしさにほだされ、結局アルバムの完成を優先させた、なんて話もある。
で、この新作、実は2枚組で(ウィルマート先行のUS盤は、更にDVD付きの3枚組)、Disc2には、ピネダ君が歌う新録セルフ・リメイクを収録。<Don't Stop Believin'>、<Wheel In The Sky>、<Faitufully>、<Anyway You Want It>、<Who's Cryin' Now>、<Separate Ways>に<Open Arms>など、ペリー時代の代表曲11曲が入っている。これがもう、ホントに笑うっきゃない出来。黙って聴かされたら、完璧にスティーヴ・ペリーだよ、これは。
でも、正直なトコロ、どうなんでしょ? アレンジも意図的にオリジナルのままにしてあるけれど、何だかジャーニーがジャーニーをコピーしてる感じで、少し安っぽい。まぁ、ピネダ君の実力を表現するには一番手っ取り早いと思うし、ファン・サービスとしては最高のプレゼントだけれど、昔の曲で今のジャーニーを表現するという考えはなかったのか。個人的にはDisc1だけで勝負して、Disc2からは2〜3曲ボーナス・トラックにすれば充分だったと思う。あるいはまったく別パッケージにして、『NEW JOURNEY PLAYS OLD JOURNEY』みたいにして併売するとか。新作のクオリティの高さに対し、バンド自らがミソをつけてる印象なのだ。
よく言われることだけれど、音楽もバンドも生き物だ。メンバーが同じだって、時や気分と共にアレンジやフィーリングが変化して当たり前。メンバーが交替しても、時代が移り変わっても、まったく同じというのは、不自然極まりない。それが同じというのは音楽が商品化している証拠で、産業ロックが蔑まれる要因のひとつでもある。妙に変な方向へ進んでしまうなら変らない方が良い、という考え方もあるだろうが、ファンというのは得てしてコンサヴァティヴだからね。
それにしても、このピネダ君はマジ、凄い。おそらく長い間ライヴから離れているスティーヴ・ペリーじゃ、ここまで歌い込めないだろう。新曲の方には、おぉ、ここまでハイトーンが出るのか
、と驚いていたら、更にその上までイッちゃったりしている。でもカナザワにとって魅力的に映ったのは、決してDisc2ではなく、新曲の方。決してモノマネの上手さじゃあない。次はペリーという偉大なシンガーを踏み台にして、ピネダ君にしか歌えない歌を歌って欲しいものだ。トラックバックURL
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1. ♪REVELATION/JOURNEY [ 休業中日誌 ] 2008年08月03日 22:01
あの頃のバンドが、まだこうして定期的に新譜を出してくれるというのは嬉しい限り。そ
この記事へのコメント
1. Posted by toto_airplay 2008年07月26日 21:05
2. Posted by hiroaki0907S 2008年07月28日 08:55
金澤さん、こんにちは。
先日放送されてたTVスペシャル「ルパン三世〜」、山田康雄氏の急逝により、モノマネ芸人栗田貫一氏が起用されて13本目のスペシャルだそうです。
13本13年も続けば、流石に栗田氏も認めなくちゃなりませんが、ピネダ君が初参加した本作、最初にDISC2を聴いた時は驚きましたが、改めて聴くと〜ジャーニーがジャーニーをコピー〜同感です!!
DISC1はかつてのジャーニーらしい新曲が揃ってましたから、これから5年10年とピネダ体制を続け、いい曲ピネダらしい曲、期待したいですね〜。
しかし国内盤は一切告知ないんですけど、発売権、高いんでしょうかね〜???
先日放送されてたTVスペシャル「ルパン三世〜」、山田康雄氏の急逝により、モノマネ芸人栗田貫一氏が起用されて13本目のスペシャルだそうです。
13本13年も続けば、流石に栗田氏も認めなくちゃなりませんが、ピネダ君が初参加した本作、最初にDISC2を聴いた時は驚きましたが、改めて聴くと〜ジャーニーがジャーニーをコピー〜同感です!!
DISC1はかつてのジャーニーらしい新曲が揃ってましたから、これから5年10年とピネダ体制を続け、いい曲ピネダらしい曲、期待したいですね〜。
しかし国内盤は一切告知ないんですけど、発売権、高いんでしょうかね〜???
3. Posted by lightmellow 2008年07月30日 22:22
> しかし国内盤は一切告知ないんですけど、発売権、高いんでしょうかね〜???
10月にキングさんから出ますよ。
今回は他にも2〜3社が手を上げたらしく、日本発売の交渉が難航していたようです。
10月にキングさんから出ますよ。
今回は他にも2〜3社が手を上げたらしく、日本発売の交渉が難航していたようです。
4. Posted by sugi 2008年08月03日 21:15
こんにちは。
やっと見つけてきました!
DISC2から聞いたのですが、前のボーカルの人より似てますね。
ONLY THE YOUNGなんて、ドラムの音が違わなければ、昔の?と思ってしまいました。でも、私もDISC1の方がよかったです。
journeyという大看板と、おっきな比較対象が存在しちゃいますが、このボーカルさん歌えますねぇ。この調子でまだガンガン行って欲しいな。
やっと見つけてきました!
DISC2から聞いたのですが、前のボーカルの人より似てますね。
ONLY THE YOUNGなんて、ドラムの音が違わなければ、昔の?と思ってしまいました。でも、私もDISC1の方がよかったです。
journeyという大看板と、おっきな比較対象が存在しちゃいますが、このボーカルさん歌えますねぇ。この調子でまだガンガン行って欲しいな。
5. Posted by lightmellow 2008年08月04日 02:26
> 前のボーカルの人より似てますね。
その通り。オージェリー君はスタイルこそスティーヴ・ペリー似でしたけど、声質は違ってましたからね。でもソックリさんを迎えていたら、結局オリジナルには勝てないんですよ。
その通り。オージェリー君はスタイルこそスティーヴ・ペリー似でしたけど、声質は違ってましたからね。でもソックリさんを迎えていたら、結局オリジナルには勝てないんですよ。
6. Posted by WHIRLWIND 2008年08月11日 23:14
「JOURNEYとは何か」をメンバー(特にNEAL)
が確認しているアルバムなんじゃないかな?と思っています。
新曲に関しては、正にJOURNEYのイメージを裏切らない(前作が焦点の定まらないものだけに余計そう思わせる)と言える内容でしょう。
旧曲のリレコ分は、新曲がこれまでの延長上にある、つまりJOURNEYは続いているという宣言、と受け止めています。
やっぱり勝負は次回作じゃないですか?それを期待させる内容だと思いますけど。
が確認しているアルバムなんじゃないかな?と思っています。
新曲に関しては、正にJOURNEYのイメージを裏切らない(前作が焦点の定まらないものだけに余計そう思わせる)と言える内容でしょう。
旧曲のリレコ分は、新曲がこれまでの延長上にある、つまりJOURNEYは続いているという宣言、と受け止めています。
やっぱり勝負は次回作じゃないですか?それを期待させる内容だと思いますけど。











