37cca40f.jpg地元ではロードショー中、最後の休日。なので仕事をうっちゃって、相方と一緒にそそくさと映画館へ。とはいえ、「今更ストーンズのライヴ映像など観ても…」とタカを括っていたのは事実。しかしそこはサスガにスコセッシ。ライヴ・ドキュメントでありながら、ただの記録映画には留まらず、ちゃんとメッセージ性を込めた含蓄のある作品になっていた。

従来のストーンズの映像は、どれも彼らのスケールの大きさ、如何に偉大なバンドなのかを強調するモノばかり。しかしスコセッシは、むしろ彼らの人間臭い部分、生身の人間であることを強調していたように思える。例えば、汗、シワ、苦悩、笑顔、友情、絆…といったような。

特に意識して撮ったと思しきは、メンバーたちが演奏しながら互いにタッチしたり、小突き合ったりして、ステージ上でコミュニケーションを取ってる部分。彼らの厚い信頼関係が手に取るように伝わってきた。

キースとロンを相手に、インタビュワーが愚問を投げる。
「ギターが上手いのはどっち?」 
ロンがすかさず「オレに決まってるだろ!」
するとキースが「どっちも下手だけど、ふたりで一緒にやると最高なんだ」

うーん、アンタが大将