ce94b86c.jpg今日は友人宅に十数人が集まってのニュー・イヤー・パーティー。かつての同人サークル・メンバーを中心にしつつ、そこに業界人が混じる一見不思議な顔ぶれながら、ほとんどが年に1〜2度集まるお馴染み同士でもあり。人気の的は、誰かれ構わず顔を舐めまくって愛嬌を振りまく人懐っこいポメラニアン。我が家でもワンちゃん、飼おうかしらん

さて、出掛ける前にサクッと流していたのは、ブラジリアン・フュージョンの大ベテラン・バンド、アジムスの最新作(通算21作目)。90年代中盤に英Far Out Recordingsと契約して以来、実に安定した活動ぶりを示しているが、一方でクラブ寄りのサウンドになっていることで、古いファンは少し敬遠気味だったと思う。でも今回は往年のフレッシュネスが復活。ゆったりしたビートで、美しいエレピのゆらめきが存分に楽しめる。タイトル・チューンは、もちろんハービー・ハンコックの名曲。

8月に国内盤が出ていたが、すっかりゲットし忘れ、枯葉が舞う季節になって突然思い出し、即購入。今のレコード会社はリリース時期にしかまともにプロモートしないからね。もっとタマを絞り込んで、良い作品はシッカリ届けて欲しいもの。ふと気づけば、往年の代表作2枚も廉価で出直しておりました。