2009年10月31日
■ MIDNIGHT LIGHT / LeBLANC & KERR
半年前に、プロモ・オンリーだったレアなライヴ盤『LIVE FROM THE ATLANTIC STUDIO』 が世界初CDされたので、もしや…と思っていたら、やっぱり米Wounded Birdがやってくれました。マッスル・ショールズの実力派デュオ、ルブラン&カーによる唯一のオリジナル作が、待望の再CD化ですっ!このアルバムは、ちょうど10年前に日本で世界初CD化。拙著ガイド本『AOR Light Mellow』に掲載したところ、「これ、AORなの?」という苦言も耳に入ってきたりした。でも、メランコリックなバラード<Falling>の魅力には何人も抗し難く、いつのまにかツルッとレア盤の仲間入り。ロバート・バーンの提供曲<Stronger Love>など、メロウなグルーヴ・チューンとして使える楽曲もあって、ジワジワと支持を広げてきた。
マッスル・ショールズというと、エルヴィスの出身地メンフィス、カントリーのメッカであるナッシュヴィル、そしてサザン・ロックを育んだアトランタやメイコンにもほど近い。だからどうしてもアーシーなイメージが強いが、ちょいと頭をヒネれば、それだけ自然に音楽のハイブリット化を実践している土地柄でもある。現にこのデュオの片割れ、ピート・カーは、オールマン・ブラザーズ・バンドの前身アワー・グラスの出身。その後マッスル・ショールズへ移り住み、ご当地リズム・セクションの一員となった。ポール・サイモンやロッド・スチュワート、ボブ・シーガーらのお気に入りギタリストでもある。
そんなマッスル・ショールズにあって、バリー・ベケット中心の元祖リズム・セクションではなく、その後継スタッフが主導権を握った作品は、一層洗練度が高い。ロバート・バーンやクレイトン・アイヴィが絡んだウィッシュボーン・スタジオ制作物は、その典型だろう。
これもまさにそんな一枚。マッスル・ショールズ・ミーツ・ウエストコースト・サウンド的な爽快さのある一枚で、少しハネたリズムの曲と、イーグルス・ライクな西海岸スタイルのナンバーが無理なく同居している。オープニングは、フォー・トップス65年のヒット曲。そのものズバリ、<Desperado>のカヴァーもやっている。個人的には、マッスル・ショールズ発の遅れて来たロギンス&メッシーナ、なんて思っている。一枚で消滅してしまったのが、ちょっと残念。
ちなみにこのアルバム、クリンク/芽瑠璃堂が国内仕様盤を発売 する予定。その解説を先ほど脱稿したんでした
なお、大変ヤヤこしいことに、他からも先行して解説付き国内仕様盤が出るようなので、カナザワのライナーをご所望いただける方は、是非ご注意を。果たしてそちらはどなたが解説しているのか、ちょいと興味津々。最初のワーナー盤解説にあった軽微なミスには、ちゃんと気づいていらっしゃるかな?
マッスル・ショールズというと、エルヴィスの出身地メンフィス、カントリーのメッカであるナッシュヴィル、そしてサザン・ロックを育んだアトランタやメイコンにもほど近い。だからどうしてもアーシーなイメージが強いが、ちょいと頭をヒネれば、それだけ自然に音楽のハイブリット化を実践している土地柄でもある。現にこのデュオの片割れ、ピート・カーは、オールマン・ブラザーズ・バンドの前身アワー・グラスの出身。その後マッスル・ショールズへ移り住み、ご当地リズム・セクションの一員となった。ポール・サイモンやロッド・スチュワート、ボブ・シーガーらのお気に入りギタリストでもある。
そんなマッスル・ショールズにあって、バリー・ベケット中心の元祖リズム・セクションではなく、その後継スタッフが主導権を握った作品は、一層洗練度が高い。ロバート・バーンやクレイトン・アイヴィが絡んだウィッシュボーン・スタジオ制作物は、その典型だろう。
これもまさにそんな一枚。マッスル・ショールズ・ミーツ・ウエストコースト・サウンド的な爽快さのある一枚で、少しハネたリズムの曲と、イーグルス・ライクな西海岸スタイルのナンバーが無理なく同居している。オープニングは、フォー・トップス65年のヒット曲。そのものズバリ、<Desperado>のカヴァーもやっている。個人的には、マッスル・ショールズ発の遅れて来たロギンス&メッシーナ、なんて思っている。一枚で消滅してしまったのが、ちょっと残念。
ちなみにこのアルバム、クリンク/芽瑠璃堂が国内仕様盤を発売 する予定。その解説を先ほど脱稿したんでした
なお、大変ヤヤこしいことに、他からも先行して解説付き国内仕様盤が出るようなので、カナザワのライナーをご所望いただける方は、是非ご注意を。果たしてそちらはどなたが解説しているのか、ちょいと興味津々。最初のワーナー盤解説にあった軽微なミスには、ちゃんと気づいていらっしゃるかな?トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by じょん 2009年11月01日 09:41
芽瑠璃堂さんから買いました!どうしてこれが長年廃盤だったのかと音楽の魅力たっぷりの音に魅了されています。あとから届くんですよね〜金澤さんのライナー。もう芽瑠璃堂さんの丁寧さには頭が下がります。
2. Posted by kanazawa 2009年11月05日 11:02
ありがとうございます〜。
パイロットのリマスター盤の日本仕様は、3社競合になったそうですね(トホホ…)
パイロットのリマスター盤の日本仕様は、3社競合になったそうですね(トホホ…)




