2009年11月06日
■ THIS IS IT / MICHAEL JACKSON
ようやっと、きょうのレイトショーで観てきました。マイケルの『THIS IS IT』。ひと言で言えば、スゴイ。ホント、完成したステージを観たかった,と思わせてくれる内容。マイケル・ファンは言われなくとも複数回観に行かれると思うが、普通の音楽ファンでも楽しめるのは間違いない。リハーサルの内容そのものは、正直、カナザワはあまり驚かなかった。ローリング・ストーンズとかユーミンとか、この規模のスペクタクルなショーを魅せるアーティストは他にもいる。ステージ構成や様々な演出、バンドの演奏がどう作られ、組み立てられていくのか、そのあたりは興味深いが、ツアー・ドキュメントではないので、軽く垣間見せる程度。マイケルがダンサーやミュージシャンに支持を与えたり、舞台監督にアイディアを出すところなどは「オオッ!」と思わせられるが、あそこに辿り着くまでの方が余程たいへんだったはずだ。そうした意味では、もう一本、舞台裏にスポットを当てたメイキングの映像作品があっても面白い。
それよりカナザワが驚いたのは、ショーが8割方、完成していたこと。リハーサルだけに、声をセーヴしたり歌詞を飛ばしているのは不思議じゃないが、それでも歌いっぷりは安定していて高音もちゃんと出ている。ダンスのキレも抜群で、普段から相当身体を動かしているのだろう。このヒトが直後に亡くなっちゃったなんて、映像からは予想だにできない。
奇人だろうが変人だろうが薬漬けだろうが、ライヴ・パフォーマンスに賭けるマイケルの情熱はトンでもなく熱い。しかも悪戯にハイ・テンションなのではなく、自分のステージを客観視するクールなクリエイターとしてのマイケルもそこにいる。そのプロフェッショナルなスタンス、オーディエンスを楽しませるんだ!という使命感は、そんじょそこいらの大物アーティストでは太刀打ちできないだろう。ステージを下りればスタッフに限りない愛情を注ぐマイケルだが、パフォーマー・モードの彼は、生半可な気持ちを寄せ付けないテンションを漂わせている。
音楽面での注目は、やはり金髪美形のギタリスト、オリアンティ・パナガリスだろう。オーストラリア生まれ、英国育ちの彼女は、現在24歳。既に“オリアンティ”名義でCDをメジャー・デビューしていて、サンタナやスティーヴ・ヴァイと共演を果たしている。マイケルのオーディションに呼ばれたのは、グラミー賞授賞式でキャリー・アンダーウッドのバックを務めたのがキッカケとか。それカナザワも覚えてます。「お
、リード・ギターは若い姐チャンなんだ」って思ったもん。
マイケルは前にもジェニファー・バトンを起用していたけれど、彼女が電飾衣装で派手に演出してマイケルに張り合ったのに対し、オリアンティは長いブロンドを靡かせながらギター・ソロをキメるだけで、充分絵になる。この映画で大きく株を上げるのは間違いない。
バンドには他にも知った名がチラホラ。一番の古株は、80年代初頭のジャクソンズ・ツアーの頃から断続的にサポートを続けているドラムのジョナサン・モフェットか。キーボードのモー・プレジャーといのは、一時アース・ウインド&ファイアーに関わったモーリス・プレジャーと同一人物と思われる。
DVDは来春発売予定だそうだが、放映期間も延びたことだし、その前にもう一回、腰を落ち着けて堪能したいところ。来週からは『MOONWALKER』も、再度劇場公開が始まる。でも大きな仕事を抱えたこの身では、その余裕はないかなぁ〜
ちなみに、このCDはリハのライヴを収録したサントラ盤ではなく、未発表曲入りのベスト。2枚組デラックス・エディションには、既発曲のデモ3曲と詩の朗読が入っている。個人的には、ギター1本で歌われる<She's Out of My Life>に涙した。それからラジオでヘヴィ・ローテーションされている<This Is It>は、ポール・アンカとの共作で、83年頃レコーディングされたもの。それを元に兄弟たちがコーラスを付けたり、オーケストラを重ねるなど、いろいろ手が加えられた。初回プレスはマイケルの単独作とクレジットされているが、いずれ訂正されていくだろう。
それよりカナザワが驚いたのは、ショーが8割方、完成していたこと。リハーサルだけに、声をセーヴしたり歌詞を飛ばしているのは不思議じゃないが、それでも歌いっぷりは安定していて高音もちゃんと出ている。ダンスのキレも抜群で、普段から相当身体を動かしているのだろう。このヒトが直後に亡くなっちゃったなんて、映像からは予想だにできない。
奇人だろうが変人だろうが薬漬けだろうが、ライヴ・パフォーマンスに賭けるマイケルの情熱はトンでもなく熱い。しかも悪戯にハイ・テンションなのではなく、自分のステージを客観視するクールなクリエイターとしてのマイケルもそこにいる。そのプロフェッショナルなスタンス、オーディエンスを楽しませるんだ!という使命感は、そんじょそこいらの大物アーティストでは太刀打ちできないだろう。ステージを下りればスタッフに限りない愛情を注ぐマイケルだが、パフォーマー・モードの彼は、生半可な気持ちを寄せ付けないテンションを漂わせている。
音楽面での注目は、やはり金髪美形のギタリスト、オリアンティ・パナガリスだろう。オーストラリア生まれ、英国育ちの彼女は、現在24歳。既に“オリアンティ”名義でCDをメジャー・デビューしていて、サンタナやスティーヴ・ヴァイと共演を果たしている。マイケルのオーディションに呼ばれたのは、グラミー賞授賞式でキャリー・アンダーウッドのバックを務めたのがキッカケとか。それカナザワも覚えてます。「お
、リード・ギターは若い姐チャンなんだ」って思ったもん。マイケルは前にもジェニファー・バトンを起用していたけれど、彼女が電飾衣装で派手に演出してマイケルに張り合ったのに対し、オリアンティは長いブロンドを靡かせながらギター・ソロをキメるだけで、充分絵になる。この映画で大きく株を上げるのは間違いない。
バンドには他にも知った名がチラホラ。一番の古株は、80年代初頭のジャクソンズ・ツアーの頃から断続的にサポートを続けているドラムのジョナサン・モフェットか。キーボードのモー・プレジャーといのは、一時アース・ウインド&ファイアーに関わったモーリス・プレジャーと同一人物と思われる。
DVDは来春発売予定だそうだが、放映期間も延びたことだし、その前にもう一回、腰を落ち着けて堪能したいところ。来週からは『MOONWALKER』も、再度劇場公開が始まる。でも大きな仕事を抱えたこの身では、その余裕はないかなぁ〜

ちなみに、このCDはリハのライヴを収録したサントラ盤ではなく、未発表曲入りのベスト。2枚組デラックス・エディションには、既発曲のデモ3曲と詩の朗読が入っている。個人的には、ギター1本で歌われる<She's Out of My Life>に涙した。それからラジオでヘヴィ・ローテーションされている<This Is It>は、ポール・アンカとの共作で、83年頃レコーディングされたもの。それを元に兄弟たちがコーラスを付けたり、オーケストラを重ねるなど、いろいろ手が加えられた。初回プレスはマイケルの単独作とクレジットされているが、いずれ訂正されていくだろう。




