ew&f_shining_star熱を押し、喉の激痛に耐えつつ、ようやく7本分の映像用ライナーを書き上げた。最後の締めが、このアース・ウインド&ファイアーのヒストリカル映像作品である。

黄金期のメンバー全員を詳細に取材し、当時の振り付け師や元マネージャーといったスタッフも重要な事実を証言。彼らが単なるディスコ・グループやファンク・バンドではなく、高い音楽性と精神性を持ち、そしてコマーシャリズムをも兼ね備えたワン&オンリーのグループだったが解き明かされていく。

ロックの殿堂入りの式典では、20年ぶりに黄金期のメンバーが勢揃い。フィリップ・ベイリーに促されてマイクの前に立ったモーリス・ホワイトが、スタンディング・オヴェーションで迎えられる辺り、かなりの感動でありました。心無しかモーリスの表情がこわばっているのは、彼が長年煩っているパーキンソン病のせいです。

考えてみれば、アースって来年デビュ−40周年なのね

ちなみにカナザワが今回まとめてお引き受けしたのは、以下の7本。いずれも廉価になって来年1月27日に再発予定です。

ヒストリー・オブ・EW&F~シャイニング・スターズ/アース・ウインド&ファイアー [DVD]
ラヴ&ハピネス/デヴィッド・サンボーン [DVD]
OVERTIME/リー・リトナー&ジェントル・ソウツ
シャドウズ・アンド・ライト[完全版]/ジョニ・ミッチェル [DVD]
ライヴ・アット・ピット・イン 1988 /ガッド・ギャング [DVD]
モア・トラヴェルズ/パット・メセニー・グループ [DVD]
ライヴ・アット・モントルー 1980 /マーヴィン・ゲイ [DVD]