mahogany_rush_liveお彼岸ということもあり、家の雑事に忙殺される。アドリブ休刊も脳裏をかすめるし、目の前にはデッカイ仕事があるのに、なかなか集中できない。気持ちだけが走り回っていて、ストレスが溜まるばかり。

そんな状態だからか、ちょっとした合間に手が伸びるのは、少しマイナーなハード・ロックが多い。その上、先日ジミ・ヘンの強力な未発表音源集『VALLEYS OF NEPTUNE』なんぞを聴いてしまったものだから、超久し振りにこんなのを引っ張り出してみた。

マホガニー・ラッシュの78年、ライヴ盤。

カナダから飛び出した3人組で、これが通算6枚目かな? 地元のインディで2枚、米国進出して1枚、その後大メジャーの米Coulumbiaへ移籍して活躍した。リーダーのフランク・マリノは、大のジミ・ヘン・フリーク。インスパイアされてます、というより遺伝というか、ほとんどコピーというか。でもってこの手合いにありがちなパターンとして、独創性には乏しいが、スキルは高く演奏力が安定していて。ある意味、御本家より安心して聴けたりする。思いっきりエフェクターの掛かったギターは、実にスペイシー。空爆の様子をギター1本で再現しちゃうあたりは、素直にオォ〜 

しっかし、<Johhny B.Goode>やジミの<Purple Haze>をココまで真面目にカヴァーしちゃうバンドも、そうそういない。何だか、どこかの大学の文化祭みたい。イヤイヤ、カッコイイんですがね…