kiss_destroyer先週末、ホール&オーツを観に行った時に配られていたフライヤーでKISS来日を知り、「オリジナル・メンバーでさいたまスーパーアリーナに来るんだったら、絶対観たいッ」と相方が反応。ま、家から車で15分だから…と、クールに構えてチケットを確保したところ、発表から1週間で来日延期の一報。キッス側の都合ということで、呼び屋さんに責任はないものの、これはあまりにタイミングが悪い。

かくいう自分も、最近、自身の中でKISS再評価気運がジワリと盛り上がってきていて。先月も彼らの初期3作をブッ通しで聴いたりしていたので、久し振りとなる地獄のライヴ参戦には、ちょっぴり熱い思いを寄せていたのだ。それがこの結果である。

振り返ってみれば、日本デビューと共にKISSを聴くようになった自分。「エアロの方が好き」、「子供だましのロックン・ロール・エンタテイメント」と少し斜に構えつつも、しっかりアルバムは全部買い集め、『ALIVE(地獄の狂獣)』は相当に聴き込んだ。だから初来日が決まった時は、かなりの期待を込めて武道館へ観に行った。

ところが運悪く、たまたま隣に座った野郎がとんでもない熱狂的KISSファンで、周囲の迷惑顧みず、歌うわ騒ぐわ叫ぶわ踊るわ…。コチラは何度小突かれたり、肩をぶつけられたことか…。お陰でまったくライヴに集中できず、かなり印象の悪いコンサートになってしまった。別にKISSが悪いわけじゃあないけど、あれを境にKISSから距離を置くようになったのは確か。『ALIVE II』以降は、すっかり彼らのレコードを買わなくなった。もちろんその後の動向は気に留めていたけれど、素顔時代のアルバムなんて、未だに聴いたことがない。なので、この来日に向けて、いろいろ手を出してみようか、なんて思っていたのだが、この体たらく…、である。オレって、KISSのライヴには縁がないのかなぁ〜

ま、来日は中止ではなく延期ということで、再度スケジューリングされるそうだが、果たしてさいたま公演がブッキングされるかどうか…。やっぱし都内まで足を運ぶようになっちゃうか?

それにしても、久々にボブ・エズリン制作の『DESTROYER』(76年)を聴いたけれど、いま聴いても完成度の高いアルバムだと再確認。ま、<Great Expectations>なんて、まるでデヴィッド・ボウイかモット・ザ・フープルみたいだけどネ