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クレイグ・ランク執筆3日目。震災の影響で何かと自粛ムードが漂う中、彼岸のお参り以外はほとんど家にいたけれど、う〜ん、明日までに終わらなさそうでヤバイっす
2枚のジャケは、左が日本先行の83年作『TRUE LOVE』で、右が84年の後発カナダ盤『KEEP THE FLAME』。中身の違いとしては、後発カナダ盤は『TRUE LOVE』の1曲を最新録音と思しきマテルアルに差し替えて、尚かつ前作『JUST LIKE THE OLD TIMES』から3曲を再収録している。当然、スタイル自体に変化はなく、バック・ミュージシャンの顔ぶれもほとんど一緒。思うにこの頃のクレイグは、書き上がった楽曲をすぐにレコーディングし、どんどん録り溜めていたのではないかな?

先行日本盤も、『JUST LIKE THE OLD TIMES』が売れた日本側がクレイグを急かし、締切を設定して、そこに間に合った楽曲だけでアルバムを作った。だから後発カナダ盤では、差し替えたい楽曲が出てきた。そんな風に思っていた。ところが今回のリイシューで、クレイグ本人にメールで取材したところ、俄に信じ難い事実が  えぇっ、シングルとか再発とかではよく聞く話だけれど、リアルタイムで進行していたプロジェクトにそんなコトがあるなんて…。ま、その中身は、CDを買って、拙ライナーをお読み戴いて驚いて下さい。

ちなみに、クレイグ自身がフェイヴァリットとして挙げてくれた<Nacy Jane>と<Keep The Flame>がココに収録。個人的には、アカペラで始まる<You Are My Inspiration>とデュエットの<Two Hearts>に、いつも感動してしまいます。こんな時節柄、ヒーリング・ミュージック以上に癒し効果が高いかも。