something_jazzy某音楽誌の編集長と初顔合わせと打ち合わせを兼ねて、新宿で軽呑み。そのまま近くのソウル・バーへ流れ、某フリーのラジオ・ディレクター/音楽ライター氏と合流。そのディレクター氏が、娘ほどの年齢差がある知り合いの女子大生2人を連れて来て、そこだけ俄キャバクラ状態 で、その2人、一人がセミ・プロのシンガーで、アレサ・フランクリンやプリンスを歌っているとのこと。そしてもう一人は音大生でクラシック・ピアノを学びながら、隠れてバンド活動しているという。そしてバーでかかったタワー・オブ・パワーに反応し、「コレ、演りた〜い!」 う〜ん、今ドキの女子大生にも、なかなか見どころのある子はいるものなのネ

で、彼女たちの話を聞きながら思い出していたのが、ジャズ系のライターである島田奈央子さんが上梓されたばかりのこの本だ。

キャッチによれば、「女性(あなた)のライフスタイルを音楽(ジャジー)で彩る」とある。ま、いわゆるディスクガイドではあるのだけれど、そこは女性らしい斬り口で、楽曲の良さとその魅力が引き立つT.P.O.を結びつけたエッセイ集の形を取る。分かりやすく言うと、田中康夫『たまらなく、アーベイン(僕たちの東京ドライブ)』のジャジー編、とでもいおうか。

しかもこの本、オリジナルのコンピレーションCD付き。ハービー・ハンコック、ジョー・サンプル、カル・ジェイダー、エリス・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョン・スコフィールドといったところから、ティル・ブレナーやキアラ・シヴェロのような比較的新しいアーティスト、それにケニー・ランキン、ボズ・スキャッグスのジャズ・カヴァーなんてところがピック・アップされている。おぉ、コレはなかなかに新たしいカタチ。カナザワが出しているようなマニアックな本にフィットするかどうかは分からないが、これからジャズに入って行こうという初心者には極めて優しい作りである。

ちょうどこの季節、音楽好きの女子へのクリスマス・プレゼントに打ってつけかも…。連携した別コンピも発売されてます。