今ご覧戴いてる当ブログ、昨日がスタートから満8年だったことに、ふと気づく。いやぁ〜、自分でもよく続いてると思うわ。これも一重に、いつも読んで戴いてる方々からの応援あってこそ。感謝感激でございます m(_ _)m AOR系の媒体がないということで、恰好の情報伝達メディアに位置づけてくれるレコード会社A&R諸氏も複数いて、嬉しいやら、責任を感じるやら。でも金かけて出稿しても効果のほどが見えない雑誌よりも、コアなAORファンに確実に届くココの方が、よっぽど宣伝になる、というのはよく分かるな。まぁ、グレー・ゾーンには届かないけど…。
さて、それにしても暑い… 9月生まれで、基本的に夏は嫌いじゃないのだが、クソ暑い中でセッセと仕事をせにゃぁならない状況には辟易する。やっぱりこの季節は、燦々と輝く太陽の下、ビーチに寝そべってビールでも飲みながら、AORを聴く これに限るよね〜
というワケで、待望の来日まで約1ヶ月のビーチ・ボーイズ。アチコチのメディアで特集が組まれるなどして、雰囲気を盛り上げているけれど、何せ東京公演はスタジアム。集客はどうよ?と、要らぬ心配をしてしまう。<名前のない馬>でお馴染みのアメリカが共演するそうだけど、どうせなら、ドゥービー・ブラザーズとかシカゴあたりも呼んじゃって、イベント気分を煽る手もあったのでは?
いずれにせよ、ブライアン・ウィルソンが復帰してのビーチ・ボーイズ公演が観られるとは思っていなかったが、そこに太っちょカールがいないのは、返す返すも残念(98年2月に没)。でもこのタイミングで、久々にカールの2ndソロ作『YOUNG BLOOD』(83年)が甦ったのは、素直に嬉しい。もちろん、紙ジャケット/最新デジタル・リマスター/高音質盤(Blu-Spec)仕様で、<Givin' You Up>のシングル・ヴァージョンがボーナス収録されている。
プロデュースは、ドゥービー・ブラザーズを脱退したジェフ・バクスター。当時はリヴィングストン・テイラーやらスニーカー、ブリス・バンドなどを手掛け、自らビリー(ヴェラ)&ザ・ビーターズのメンバーとなって活躍していた。メンバーもカールとジェフ界隈のヒトが多く、エリオット・ランドール(g)、ビリー・ヒンシュ(kyd,g)、エド・グリーン(ds)、ヴィニー・カリウタ(ds)、ジェラルド・ジョンソン(b)、ニッキー・ホプキンス(kyd)、ティモシー・B・シュミット(cho)、バートン・カミングス(cho)などが参加している。そして出てくる音は、ビーチ・ボーイズというよりは、もっとストレートに疾走するアメリカン・ロック。ブライアン不在のグループを懸命に支えて来たカールは、他のメンバーの保守的な姿勢にホトホト嫌気が差し、この頃はビーチ・ボーイズに背を向けるようになっていた。それ故ここでは敢えてビーチ・ボーイズ的な音に背を向け、ハード&タイトなスタイルに向かったらしい。
それでも、シングルの<Givin' You Up>には美しいメロディとハーモニーがあるし、<One More Night Alone>はロマンティックなAORバラード、<If I Could Talk To Love>にもナイーヴなカールらしさが漂ったりと、聴き処は少なくない。ジョン・フォガティ、ジョン・ホール・バンドなどの楽しいカヴァーも入っている。リーバー&ストーラー作で、コースターズのヒットであるタイトル曲<Young Blood>は、個人的にはバッド・カンパニーのヴァージョンも好きだったな。
81年の1stソロ『CARL WILSON』が同発にならなかったのは、もしかして許諾の問題?
というワケで、待望の来日まで約1ヶ月のビーチ・ボーイズ。アチコチのメディアで特集が組まれるなどして、雰囲気を盛り上げているけれど、何せ東京公演はスタジアム。集客はどうよ?と、要らぬ心配をしてしまう。<名前のない馬>でお馴染みのアメリカが共演するそうだけど、どうせなら、ドゥービー・ブラザーズとかシカゴあたりも呼んじゃって、イベント気分を煽る手もあったのでは?
いずれにせよ、ブライアン・ウィルソンが復帰してのビーチ・ボーイズ公演が観られるとは思っていなかったが、そこに太っちょカールがいないのは、返す返すも残念(98年2月に没)。でもこのタイミングで、久々にカールの2ndソロ作『YOUNG BLOOD』(83年)が甦ったのは、素直に嬉しい。もちろん、紙ジャケット/最新デジタル・リマスター/高音質盤(Blu-Spec)仕様で、<Givin' You Up>のシングル・ヴァージョンがボーナス収録されている。
プロデュースは、ドゥービー・ブラザーズを脱退したジェフ・バクスター。当時はリヴィングストン・テイラーやらスニーカー、ブリス・バンドなどを手掛け、自らビリー(ヴェラ)&ザ・ビーターズのメンバーとなって活躍していた。メンバーもカールとジェフ界隈のヒトが多く、エリオット・ランドール(g)、ビリー・ヒンシュ(kyd,g)、エド・グリーン(ds)、ヴィニー・カリウタ(ds)、ジェラルド・ジョンソン(b)、ニッキー・ホプキンス(kyd)、ティモシー・B・シュミット(cho)、バートン・カミングス(cho)などが参加している。そして出てくる音は、ビーチ・ボーイズというよりは、もっとストレートに疾走するアメリカン・ロック。ブライアン不在のグループを懸命に支えて来たカールは、他のメンバーの保守的な姿勢にホトホト嫌気が差し、この頃はビーチ・ボーイズに背を向けるようになっていた。それ故ここでは敢えてビーチ・ボーイズ的な音に背を向け、ハード&タイトなスタイルに向かったらしい。
それでも、シングルの<Givin' You Up>には美しいメロディとハーモニーがあるし、<One More Night Alone>はロマンティックなAORバラード、<If I Could Talk To Love>にもナイーヴなカールらしさが漂ったりと、聴き処は少なくない。ジョン・フォガティ、ジョン・ホール・バンドなどの楽しいカヴァーも入っている。リーバー&ストーラー作で、コースターズのヒットであるタイトル曲<Young Blood>は、個人的にはバッド・カンパニーのヴァージョンも好きだったな。
81年の1stソロ『CARL WILSON』が同発にならなかったのは、もしかして許諾の問題?
こちらを拝見するのが日課になっていますので、無理の無い
程度に続けて頂きたいです。
ところでビーチ・ボーイズ行かれるんですか?
ブライアンの99年のソロ公演には行きました。ブランク明けで、出だしは危うい感じでどうなるかと思いましたが、バックの
ジェフリー・フォスケットやワンダーミンツ、なにより観客の
サポートも有りどんどんよくなったのを記憶しています。