roxy_boxやった! ここから数日間は、目先の締切から数ヶ月ぶりに開放される。この間に、デスク脇に山積みになったCDの整理、誇りが溜りっ放しの部屋の掃除…と、やること満載。3週間放置していたブログも再開したので、この間に追いつきたいし…。月末近くなると、また忙しくなって来るから、今年も夏休みは取れないな…

…というわけで、このタイミングでロキシーのCD10枚組ボックスをつまみ食い。こういうの、本当は解説が読みたいけど、国内仕様盤が14000円、輸入盤がその約1/3って… カナザワの場合、ロキシーはプラケで全オリジナル作が揃っているし、前回01年の紙ジャケでもコンプリート。なので今回は、そもそもボックスの購入自体を見送るつもりだった。が、シングルとそのB面曲、12インチ・ヴァージョン等のミックス違いを集めたレアな2枚組が入っているということで、それを一番の目的に、輸入盤をゲット。デビュー・シングル<Virginia Plain>や、ジョン・レノン追悼シングルで全英トップになった<Jealous Guy>は、オリジナル・アルバムには未収録のナンバーなのだ。7インチや12インチ・ヴァージョンには、初CD化音源も少なくない。ただ輸入盤では、その出所の詳細が分からないのがイタイところか。

音質については賛否両論あるようだが、オリジナル・アナログ・マスターからのフラット・トランスファーとのこと(ボックス自体に記載はない)で、現時点ではトップ・レヴェルの原音再生仕様といえる。 当初収録予定だったハイレゾ音源が入らず、一部から批判に晒されているが、現状ハイレゾなんてオーディオ・マニアだけの長物だから、個人的にはどーでもヨロシイ。もちろん自分も“良い音で聴きたい派”で、システムにはそこそこ投資してきたけれど、ある程度満足のいくものになったら、あとはソフトに金を費やす主義なのだ。

今はPCでつつましやかに聴いているが、後日、爆音で『AVALON』を聴くのが楽しみ。ロキシーはグラム・ロックの流れで語られるコトが多いけれど、再結成後のユニット化したロキシーって、実は結構スティーリー・ダン的でもあるんだよな。