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人生初、武蔵小山。近くまでは行ってたのに、駅前に立つのは初めてという何故かご縁のなかった街。長〜い地元商店街が雰囲気モノで、良さげだわぁ。そんな街の駅前ライヴ・カフェ「アゲイン」で、二名敦子のライヴがあるので駆けつけた。

『LOCO ISLAND』からリアルタイムで聴いていたのに、ライヴを観るのはこれが初めて。自分が仕掛けたTower Recordsでの3作再発をキッカケに、メール取材をお願いし、やっとご縁が生まれた感じか。とはいえ、バックは芳野藤丸(g)、長岡道夫(b)、佐倉一樹(kyd)+パーカッションという、言わばSHOGUN−1なので、実はこちらの方が関係は深い。藤丸さんからも「Nina? いつでも紹介するよ」なんて言って戴いてたし。

予約完売だけあって、狭いカフェは40人超のお客さんで満杯。ステージは約15分遅れで始まった。この日のメニューは、ビクター時代の3作『LOCO ISLAND』と『WINDY ISLAND』、『NATURALLY』の再発記念ということで、<Kalapana Black Sand Beach>(高中正義)、<Boogie Board>と<トワイライト>(安部恭弘)、<ちょっと泣きたいWednesday>と<風の街角>(村田和人)、<ハワイアン・シャワー>(谷口雅洋)、<PH-8>(桜井哲夫)、<Icebox & Movie>(佐藤健)、<ハートはオフショア>(REICO)等など、そこからのレパートリーを2部構成で。この時期の彼女は作曲陣や演奏陣(藤丸さんアレンジで、ヘンリー・カポノやパブロ・クルーズが随時参加)に恵まれ、ホントに素敵なナンバーが多い。それを久々に引っ張り出して、爽やかに歌ってくれたワケだ。本編最後はハワイアン・ポップのスタンダード<Honolulu City Lights>、そしてアンコールは再び<ちょっと泣きたいWednesday>。藤丸さんも、SHOGUNの<Bad City Bossa>を1stステージで、<Silently She Said>を2ndステージで披露した。

ブランクが長かった二名さんだが、その歌声は昔のままの軽やかさや透明感を保っていて、思わず胸キュン。お互いの顔が分かる、和気藹々とした手作りライヴで、こちらもちょっとまろやかな気分にさせられた。

終演後、京都にあるDJ御用達のレコードショップJet Setが復刻した『PLAY ROOM』のアナログ盤を、ご本人にプレゼント。二名さんがビクター以前に “早川英梨”名義で出したアルバムのCD化もほぼ決まるなど(詳細は追って)、まだまだやり取りは続きそう。この勢いで、残る作品の再発にも漕ぎ着けたいところだ。



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