doobie_faultline
今日はCSラジオの選曲仕事で、丸一日AOR尽くし。1時間枠×6日分となると、朝からほとんど掛かりにきりになる。

そんな中、久々に聴いてホレ直してしまったのが、この『LIVIN' ON THE FAULT LINE(運命の掟)』。マイケル・マクドナルド加入後の2作目で、77年の発表。前作を病欠した(1曲のみ参加)トム・ジョンストンは一応復帰したが、まるで存在感がない。

でもドゥービーの変節をマイケル一人の責任にするのはお門違いだ。例えば、彼はこのアルバムでマーヴィン・ゲイの<Little Darlin'>をカヴァーしたり、カーリー・サイモンと<You Belong To Me>を共作しているけれど、パット・シモンズもメンフィスへ赴き、ウィリー・ミッチェルと<Echoes Of LOve>を書いている。

改めてクレジットを確認すると、ホーンとストリングス・アレンジがデヴィッド・ペイチだったり、スティーヴ・ミラー・バンドのノートン・バッファローがハーモニカを吹いていたり。タイトル曲のジャジーなヴァイブはヴィクター・フェルドマン。後にメンバーとなるボビー・ラカインドも、既にレコーディングに参加している。サラッと聴くと音数が少なく感じるが、実際はメチャ緻密。後期ドゥービーの中でも、一番ジャジーなアルバムではないかな。

あ、そうそう。ずーっと入手困難になっていた82年のフェアウェル・ツアーのライヴ盤が、廉価5枚組の中の1枚として密かにリイシューされてます。