tony_momrelle
Light Mellow 和モノ・コンピ関連の仕事で てんやわんや。収録曲の最終決定と曲順決め、アートワークの打ち合わせ、そして解説書き等などと、それが何枚分も続く。イヤ、楽しくやらせて頂いてますが、どうしても時間的制約がねェ…。なのであまり他のネタに触れられない日々ながら、ちょっとした気分転換に新しい洋モノを耳にすると、やたらと新鮮に響く。

…というワケで、何やら騒がしいインコグニート周辺から、トニー・モムレルのソロ新作。彼はインコグミートの総帥ブルーイの目に止まり、ここ10年ほどグループのリード・ヴォーカルを担ってきた実力派シンガー。本人も語っているが、スティーヴィー・ワンダーとダニー・ハサウェイからインフルエンス濃厚で、スピリットはゴスペルのフレッド・ハモンドに感化されたそうだ。73年英国生まれと言うから、まだ40歳を越えたばかり。シャーデーのバック・シンガーとしてのキャリアも長く、カナザワが04年のTOKYO JAZZで観て気に入ったクラブ・ユニットREEL PEOPLEにも、00年代後半から参加している。

実際の音も、イングニート〜REEL PEOPLEを結ぶライン。kyd奏者のマット・クーパーやギターのトニー・レミーなども参加している。日本盤ボーナス曲には、スティーヴィー・ワンダー<Golden Lady>をホセ・フェリシアーノ風にカヴァーしたトラックをREEL PEOPLEのコンピから拝借した。本編でも<Here It Is>というアコグを上手く鳴らした曲がある。

個人的には、ジョージ・ベンソンを髣髴させるアーバン・メロウな<Spotlight>にイチコロで。これ1曲でご飯3杯はイケます。太るのでやらないけど…