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LM_MARUYAMA
昨日の『Light Mellow BUZZ』に続いて、同発の『Light Mellow 丸山圭子』をご紹介。どうも和製ボッサの名曲<どうぞこのまま>だけで語られてしまいがちなシンガーだけど、“和”のテイストと“洋”のセンスがナチュラルに同化している稀有なアーティストの一人だと思うのだ。


デビューはエレック・レコードから出した『そっと私は』(72年)で、当時は“フォーク界の新生”として注目された。でも今はソフト・ロック的な視点から再評価を受け、少し彼女の本質に近づいた気がする。当時からフォークの枠からハミ出していた部分が、ピピ&コットを経て、76年にソロで再デビューしてようやく華開いたのだ。

この編集盤は、そのキング時代の作品群からチョイス。


 《収録曲》
1. 言葉遊び
2. WHISKEY BON BON
3. 雨の舗道
4. 20才の私
5. 風見鶏
6. どうぞこのまま
7. 春らんまん
8. HONEY DATE
9. スカイラウンジ
10. SEA-SIDE HOTEL
11. TABAKO SMOKIN’
12. 裸足で誘って
13. あなたにつつまれて
14. 恋めぐり
15. Bye-bye
16. この街へおいでよ
17. 月夜のHIGHWAY-DRIVE
18. おやすみなさい

対象になる作品がアルバム4枚しかない(そのあとビクター〜トーラスへ移籍)ので、どうしても既成ベストとの被りが多くなってしまうが、L.A.録音で一番シティ・ポップス寄りの『裸足で誘って』からのピックアップを多くし、あとは曲順、流れで心地良さでカヴァー。従来のものとは、ひと味違う内容になったと思う。

改めて聴き直してみると、20歳そこそこにしてはずいぶん大人っぽい歌を歌っていたと思うが、あの頃はみんな “早くオトナになりたい” と思っていたんだよな…。その背伸びした感じが、彼女のほのかな色香に繋がっていた気がする。

バックも、後に夫となる佐藤準(現在は離婚)がアレンジだから、洗練度に問題ナシ。シュガー・ベイブがコーラスを付けている曲もあると言うと、驚く人がいるかな? 個人的には、<風見鶏>で聴けるクラウス・オガーマン張りの弦アレンジにノケゾっている今宵であることよ。