survivor_84
サヴァイヴァーの2代目リード・シンガー:ジミ・ジェイミソンが、8月31日にテネシー州メンフィスの自宅で急逝した。心臓発作と見られている。享年63歳。ジミは、<Eyes Of The Tiger>を歌っていた初代シンガー:デイヴ・ピックラーと共にサヴァイヴァーの全米ツアーに参加しており、前日もカリフォルニアでステージをこなしたばかり。この日は2週間ほどの途中ブレイクで帰宅したところで、9月12日から再びロードに出る予定になっていた。

産業ロックは決して嫌いではないカナザワだけど、実はサヴァイヴァーにはあまり思い入れがない。デビューは早かったものの、人気が出るまでに多少時間が掛かったし、最初の大ヒットが『ロッキー』のサントラ絡みだったから、ちょっと色眼鏡で見ていたのだ。それに個々のメンバーの存在感がちょっと地味で、あまり惹かれるモノがなかった。例えば、ジャーニーだったらスティーヴ・ペリーとニール・ショーン、スティクスだったデニス・デ・ヤングとトミー・ショウ、フォリナーだったらルー・グラムとミック・ジョーンズ、なんていう風にスター・プレイヤーがいるものだけれど、このバンドは実務派揃いだった。強いて言えば、作曲チームのジミ・ピータリック(kyd)とフランキー・サリヴァン(g)、ってコトになるんだろうけど、やっぱり他に比べたら地味。

それでも84年発表のこの5thアルバムは、シングル・ヒットの多さも手伝って、割とよく聴いた。ここから加入してきたジミが、いくぶん華やかさを運んで来た感じもあったな。

サヴァイヴァーは89年から活動を休止したが、ジミは付かず離れずというか、出たり入ったりを繰り返すというか…。よってソロ・アルバムも数枚あり、3年前にはTOTOのボビー・キンボールとの共演アルバムを出している。一度サヴァイヴァーとしての来日ステージを見てみたかったが、それも叶わぬまま、鬼籍に入ってしまった。 Rest in Peace…