kiss_alive
レコードコレクターズ誌2月号のキッス特集を読んで感化され、出世作となった75年の2枚組ライヴ『ALIVE!』を爆音で。邦題『地獄の狂獣』。いやぁ〜、中高時代に戻った気分で、軽くヘッド・バンキングしながらエア・ドラム。燃えるワァ〜

オマケにアルバム・レビューを読んでいたら、80年作『UNMASKED(仮面の正体)』のところで、何と “Light Mellow Kiss” なんていう形容が出てきてビックリ 慌ててCDを出して、そのネタになったシングル曲<Shandi>(全米47位)をチェキる。「あぁ、この曲ね。確かに言えてるかも!」。ちょうどキッスがポップ化を図っていた時期で、アルバム・プロデュースはヴィニ・ポンシア。作曲もポール・スタンレーとポンシアが当たっている。おそらく知らない人に曲を聴かせてアーティストを予想させても、誰もキッスとは思わないだろう。

その特集は3月の来日と『LOVE GUN』デラックス版発売に併せてのもの。実は13年に一度来日が決まっていて、それも地元さいたまスーパーアリーナで演る、というので直ぐチケットを確保したのを思い出した。初来日以来ライヴを観てないので、そろそろ行っておかないと…と思ったのである。が、キッス側のスケジュール変更でお流れ。ようやく今年の来日が決まったが、今度の小屋は東京ドーム。行くかどうか迷っていたら、間もなく “ももクロ”との競演が発表。120%行く気が失せた。

もちろん若いファンは喜ぶだろう。大衆芸能としては、正しいやり方である。でもキャリア40年のファン(ブランクはあるが…)には、どうよ  素直に面白がれちゃうロートル・ファンもいるだろうが、自分にとっては “余計なお世話” でしかない。しかも今なら、BABY METALというキッス共演の最適任者がいる。大人の事情もあるのだろうが、純粋なキッス・ファンなら、武道館での単独公演が観たかったんじゃないか。

前にも書いたが、実は77年の初来日公演も最悪だった。キッスが悪いんじゃない。周囲の迷惑顧みずひとりで大騒ぎする不埒な野郎が隣に座っていて、振り上げた肘で純朴な高校生ロック・ファンの頭を何度も小突くのだ…。お陰でコチラはまったくライヴに集中できず、今まで観たライヴの中でもワースト・クラスの想い出になっている。実はそれも払拭しておきたかったんだけど…。結局、その初来日の少し後に出た『LOVE GUN』(77年)は、当時リアルタイムで買った最後のオリジナル盤になった。なのでせめて当時の愛聴盤だったこのライヴ盤で、気持ちをまぎらせることにしたのである。

しっかし、キッスの聴きたい曲がこうしてポンッ!と紙ジャケで出てくる我がライブラリーも、ちょっとどうかしてるな…