shanti_lullaby
今夜は久しぶりにShantiを観に、丸の内Cotton Club 2nd Showへ。サディスティック・ミカ(エラ)・バンドのライヴでコーラスを取っていた時に初めて存在を知り、メジャー・デビュー前から音を聴いたり、ソロ・ライヴを観ていた(それも同じCotton Clubだった)うえ、メジャー契約後は偶然にもスタッフに知り合いが多いため、彼女には勝手に親近感を持っている。去年カナザワが選曲・監修した『Light Mellow Covers 〜 Siesta』『Light Mellow Covers 〜 Twinkle』にも、それぞれ2曲ずつ、彼女のアルバムからセレクトさせてもらった。

昨年11月に発売された『SHANTI'S LULLABY』も、アートワークを観た途端、“これはキタッ” と直感。実はそれまでのアルバムは、大人っぽさとキュートさが程良く同居したShanthiの魅力を、あまり上手く表現できていないジャケが多かった気がしていて…。それがこの新作ジャケでは、見事そこにフォーカス。持ち前の爽やかな色気と可愛らしさを、ストレートに伝えていた。しかもタイトルが『SHANTI'S LULLABY』。“これなら絶対ハズしてないだろう” と、音を聴く前から半ば魅了されてしまっていたのだ。

でもって、その『SHANTI'S LULLABY』のレコ発記念ライヴ。リリースから3ヶ月近く経ってのレコ発はかなり異例だが、それも “アルバムをジックリ聴いてもらってから…” という配慮らしい。当然セットの内容も熟慮され、まったりとカンファタブルな…、それでいて聴かせ処はシッカリ聴かせる素晴らしいモノになっていた。

バックのメンバーは、Shanti以下、宮本貴奈 (pf) 、西山''HANK''史翁 (g)、木原良輔 (ac-g)、鳥越啓介 (b)、鎌田清 (ds) という、レコーディング時の顔ぶれで。中でもハンクや木原はずーっとShantiをサポートしてきた連中なので、そのアレンジや演奏はツボを得ている。当のShantiも安心してそれに身を委ね、奔放に泳ぎ回っている感覚。またピアノの宮本貴奈は、Shanthiがゲスト参加した海外レコーディングで知り合い、いつか一緒に…と思っていたプレイヤー。そのリリカルなプレイには、確かにキラメくモノがあった。

ステージは<Beautiful>でスタートし、カナザワも大々々々好きなリッキー・リー・ジョーンズ<Company>、最近話題のジョニ・ミッチェル<Both Sides, Now>など、『SHANTI'S LULLABY』収録曲を中心に約80分。アンコールは、オーディエンスも参加しての<夢で逢えたら>で幕となった。

メジャー・デビュー当時は、ノラ・ジョーンズのブームに乗ったような時期だったので、一緒に流されてしまわなければイイが…と危惧したもの。でも最近のShantiは、もうスッカリ自分のポジションを築いている。これからもシッカリ見守っていきたいシンガーだ。