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大好評を頂戴した『Light Mellow TABU』や『Light Mellow SALSOUL』に続いて、タブーのレーベル・コンピ第2弾『Light Mellow TABU 2』を選曲・監修させて戴いた(タワーレコード限定商品/4月8日発売)。今日はそのご紹介を。

最初の『Light Mellow Tabu』は13年9月の発売。当時はタブーのオリジナル・カタログのリイシューが同時進行中で、そのダイジェスト的な意味合いがあった。なのでS.O.S.バンドやシェレール、アレキサンダー・オニールらに代表される80'ブラックのレーベル・イメージを越えるべく、おおよそタブーらしくないロック系やフュージョン作品も収め、パイロット的コンピレーションになるよう腐心した。

しかし今回は、既にカタログ再発もひと区切り。そこで第2集はタブー・レーベルの本筋であるアーバン・ソウル度を高め、ブラック・アーティストだけをコンパイルしてみた。かといって“Light Mellow”の看板からは外れないよう、脂ぎったファンク・チューンや濃密なラヴ・バラードは避けてスタイリッシュな雰囲気を貫いている。

収録曲は以下の通り。個人的に納得しているのは、頭3曲の流れと、シャロン・リドリー〜ウッズ・エンパイア〜シェレールと続くあたり。とりわけ、シェレールによるバカラック・カヴァー<Baby It's You>(ビートルズでもお馴染み)が素晴らしく、曲探しの最中、自分でも “こんな曲があったか!?” と驚いたほど。元の収録先である『WOMAN I AM』(91年)ってシェレールのタブー最終作(通算4作目)で、彼女もタブーもも下降線を辿っていた時期だから、正直侮っていた。収録曲が固まって曲順を決める際も、この曲を中心に展開を考えたほど。ノー・チェックの人は、是非このコンピで実体験を。

前作同様、自分の部屋でジックリ聴くだけでなく、ドライヴやデートのBGMとして有効利用をオススメします


1. Late Night Hour / Kathy Mathis
2. The Finest / S.O.S. Band
3. State Of Attraction / Rhonda Clark
4. Another World / Demetrius Perry
5. Upside Down / General Caine
6. All True Man / Alexander O'Neal
7. Ain't That Peculiar / Sharon Ridley
8. In Your Ear With It / Woods Empire
9. Baby It's You / Cherrelle
10. If You Ever Need To Cry / Brainstorm
11. Seriously In Love / Detroyt
12. Separate Ways / Mary Davis
13. Never Knew Love Like This / Alexander O'Neal & Cherrelle
14. Tell Me If You Still Care / S.O.S. Band
15. This Must Be Heaven / Lamont Johnson

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