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我らが Sparkling☆Cherryが主催する隔月のライヴ・イベント"Sparkling☆Night" @下北沢440 の年内ラストは、前回 村田和人さんジョイントの時にゲストで歌って戴いた二名敦子さんをお招きして。復帰してからの二名さんはアコースティック・セットで歌うのがほとんどだったので、いつかフル・バンドで聴いてみたい、と思っていたが、それが奇しくもコレで実現した。聞けば 80年代にナニワ・エキスプレスと組んで以来、というから、これはかなり貴重なステージだったことになる。

格からすれば、当然 Sparkling☆Cherry が先に出演すべきなのだが、セットの内容からか、まずは二名さん登場。しかもピアノだけをバックに、村田さんが書いた<風の街角>を歌うシットリしたスタート。そこから徐々に Sparkling☆Cherryのメンバーが加わり、ショウが進行していった。キモは、リゾート路線第1弾『LOCO ISLAND』(84年)のサウンド・プロデュースを担った故・佐藤博にちなんでセレクトされた<レインボー・シーライン>と<ブルー・キュラソー>。最後に再びピアノとのデュオで歌われた<ホノルル・シティ・ライツ>も、『LOCO ISLAND』から、でしたね。

面白いモノで、バンド・セットになると、アコースティックの時よりも二名さんのルーツが若干見えやすくなる。爽やかな歌声を持つAOR/シティ・ポップス系シンガーというイメージの彼女だが、高校の頃はハード・ロックを歌っていた元ロック姐ちゃん。だからバンドが後ろに付くと、昔取った杵柄というか、そういう歌い回しが時々顔を出すみたい。決して力強い歌声ではないのに、ほとんどブレがないのは、きっとそういう経験がモノを言っているんだな。

また cherry とのデュエット用に持ってきてくれた<君のPradise>は、杉真理さんのアルバム『魔法の領域』(08年)に入っていた杉さんと堂島孝平クンの共演曲。 cherryの歌声に合いそう、ということで選んでくれたそうだが、実はコレ、去年出した『Light Mellow PARADISE』にカナザワがチョイスした曲でもあり、思わずニヤリ。

2ndの Sparkling☆Cherryを挟んでのアンコールでは、これまた二名さんの選曲で<Iko Iko>を。バンド・メンバー全員が順番に歌うという楽しくも新しいチャレンジだったが、ここでニューオリンズ産セカンド・ライン・ファンクの名曲を選ぶあたりにも、大阪の元ロック姐ちゃんの片鱗が見えたような…

ま、ライヴの詳細は、Sparkling☆Cherryのブログをご参照戴きたいが、CDを聴いてるだけでは分からない二名さんの魅力を垣間見たようなステージだった。