phil collins face
フィル・コリンズのリマスター/2CD デラックス・エディション・シリーズがスタートしている。その第1弾は、1stソロの『FAVE VALUE』(81年)と93年作『BOTH SIDES』。どうせ両方買うなら輸入盤のセットで、と思ってポチったら、2枚組が10枚くらい入りそうな豪華化粧箱に、ポツンと2枚だけ入ってきた。そうかぁ、「全部買え!」ってコトなのね。でもカナザワの場合、最初の4枚にしか思い入れがないんですけど…

特に1枚選べ!と言われたら、この1枚目を差し出すな。大々ヒットした『NO JACKET REQUIRED』が一番有名なアルバムだと思うけど、カナザワにとってのフィル・コリンズはやはりジェネシスがベースにあるので、あれじゃ〜少々ポップに過ぎる。でもこの1作目めには、ジェネシスの尻尾がそこかしこに窺えるワケで。もちろん<Behind The Lines>の再チャレンジも、だけど、<In The Air Tonight>だって<Mama>とダイレクトに繋がるし、バンド・メンバーもジェネシスのツアー・メンバーがそのまま。『ABACAB』に参加してたフェニックス・ホーンズだっている。

要はフィルに何を求めるか、ってトコロがポイント。バラード・シンガーの彼は大好きだけれど、ジェネシス時代をよく知る者にとっては、この1stが一番バランス感がいい。

ディスク2の《Extra Values》には、フェニックス・ホーンズを引き連れての当時のライヴ音源が満載。本編収録曲のデモ・ヴァージョンも数曲あるが、聴きモノはやっぱりライヴだろう。

…にしても、年を重ねた今のフィルの顔のドアップは、あんましシャレになってません…