peter white
書き物のBGMに引っ張り出したのは、スムーズ・ジャズ・シーンきっての名アコースティック・ギタリスト、ピーター・ホワイトの最新作『SMILE』(14年)。現代版アール・クルー、といった呼び方もできますかね?

普段スムーズ・ジャズ勢には冷ややかな視線を投げているカナザワながら、アーティスト的には実力派揃いなので、ライヴでは作品とは違った表情を見せてくれる人が少なくない。このピーター・ホワイトも、ライヴでは意外なほど駒の揃ったバンドを引き連れてくる。

そのピーターが、もうすぐ来日。今月16~17日に 丸の内コットンクラブで公演がある。バンドも元カラパナのマイケル・パウロ(sax)、多くのリーダー作を持つグレッグ・カルーキス(kyd)、元プレジャーのネイト・フィリップス(b)、そそてエリック・ヴァレンタイン(ds)という強力メンツ。そもそもピーターは、先ごろ日本に来ていたアル・スチュワートのバック・バンドだったショット・イン・ザ・ダーク出身で、バーシアのサポートでも活躍した人。スムーズ・ジャズがポピュラーになる遥か前から、シッカリとキャリアを築いていたのだ。

来日メンバーで『SMILE』に参加したのはネイト・フィリップスのみながら、レコーディングにはフィリップ・セス、リック・ブラウンといった著名どころの他、ミンディ・エイベア、ユージ・グルーヴといった新進がゲスト参加。仕事が捗りやすくなるような、滑らかな音空間を演出してくれる。前回の来日はチェックしておきながら仕事が押して行けなかったので、今回は何とかうまく調整して…。

更にコットンクラブでは、来月29〜31日にジェフ・ローバー・フュージョン(最新作『STEP IT UP』ご紹介)来日公演も。8年ぶりとのことだが、アレ、前回はそんな前? 確か観に行った記憶があるが…。いずれにせよ、ジミー・ハスリップ(b)と組んでジェフ・ローバー・フュージョンを復活させてからは初めての来日なので、これは見逃せない。アンディ・スニッツァー(sax)、ゲイリー・ノヴァック(ds)も同行するので、こちらもクールなステージが期待できそうだ。

共に詳細はコットンクラブのサイトにて。
PETER WHITE
JEFF LORBER FUSION