incognito_016
今日はひたすら籠って書き仕事。それでも合間に気分転換とばかりに、インコグニートの好調最新作を。ふと気づいたら、もう発売されているのね。最近のブルーイはインコグートだけじゃなく、ソロやシトラス・サンでも来日しているのに、もうこうしてインコグニートのニュー・アルバムが出る。まったく何処までワーカホリックなんだか。それに追いついてくファンも大変だなぁ…。

でもそれが粗製乱造になっていないのがスゴイところ。イヤむしろ充実度を増している感さえあって、この新作はモア・ファンキー。実はシンガポールのザ・スティーヴ・マクィーンズを手掛けていたブルーイだから、インコグニートも少しフューチャー・ジャズっぽい方向に流れるかな?と思ったら、全然そんなコトはなく、むしろ純化しましたかね?

ノッケからベースが強力なので、クレジットをチェックしたら、あーら、ジャミロクワイの初期メンバー:スチュアート・ゼンダーじゃないの。ヴォーカルはイマーニ。そもそもこの新作はメイザ・リークが4曲もリードで歌っているのがポイントで、エイヴリー・サンシャインも1曲フィーチャー。更にレギュラー陣のトニー・モムレム、ヴァネッサ・ヘインズ、ヴーラ・マリンガ、ケイティ・リオネらがリードを分け合い、とても華やかな作りになっている。もちろんインストも充実で、布袋寅泰のギターがフロントに出てくるナンバーも。再びゼンダーをフィーチャーした<Echoes Of Utopia>は、ホーンがカッコ良くて、大野雄二の<ルパン3世>みたい。

いつにも増してグルーヴィーだから、軽く聴き流してもカイカンなのだが、今作はもっと深みがあって、ちょっとジックリ聴きこみたい気分。何やら、一粒で二度美味しそうなアルバムだ。