alan thicke
今週前半は家を空けていたが、その間にもグレッグ・レイクを追うように訃報が連続して…。まったく今年は何と…、と悲しくなってしまうが、クラシック・ロックの超ベテラン勢はもうホントにいい歳なので、今後は音楽ファンも心の準備をしておかないとイケないかも知れない。

まず週明け早々に飛び込んできたのは、敏腕ミュージック・マン:ボブ・クラスノウ死去のニュース。クラスノウは50年代末にジェイムス・ブラウンのプロモーションで頭角を現した人で、ブッダ、カーマストラを経て、68年には自らのレコード会社ブルー・サムを創設。トミー・リピューマをプロデューサーに招いて、ベン・シドランやニック・デカロ、デイヴ・メイスン、マーク=アーモンド、キャプテン・ビーフハートなどを世に送り出した。その後73年にワーナー・グループ副社長に迎えられ、再びリピューマと手を組んだりも。83年からはエレクトラ/アサイラムを仕切り、多くのヒットを生んだ。享年81歳。

14日に入ってきたのは、上掲アラン・シックの訃報。彼は俳優/タレントにして、ロビン・シックの父親。自分のTV show『Thicke of the Night』を持っていて、そのテーマ曲が上掲シングルになる。でもこれがデヴィッド・フォスター&ジェイ・グレイドンとのコラボレイトで、AORマニアにはよく知られているところ。他にもビル・チャンプリン『RUNAWAY』やグロリア・ローリングのアルバムに参加。ビルはジェイやルカサーを率いて、アランの番組に出演していた。ロビンがミュージシャンとして成功したのも、きっと父アランの影響があって、だろう。

そして15日には、マット・ビアンコのマーク・フィッシャー逝去の報が。彼はオリジナル・メンバーであるバーシア、ダニー・ホワイトの離脱後に、ただひとり残ったマーク・ライリーと共にグループを再建した立役者。2人のマークはマット・ビアンコの前身ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク時代の盟友同士で、このコンビで数枚のアルバムを発表。その時期に、ドゥービー・ブラザーズのカヴァー<What A Fool Believes>をヒットさせている。近年はライリーのワンマン・ユニット化して、来日公演などもライリーだけでこなしていたが、フィシャーはその頃から体調を崩していたようだ。

3人とも、Rest in Peace...