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世間はクリスマス・イヴ。でもハロウィーンのお祭り騒ぎに比べると、今年のクリスマスは多少静かな雰囲気。ま、その方が聖夜っぽくでイイですが…。ちなみに我が家ではケーキを買ってきたくらいで、他は至って普段通り。相方は「教会へゴスペル・ライヴを聴きに行く」とアッサリ出かけてしまい、図らずもクリぼっち状態。まぁ、仕事があるのでイイんですが…。

…とはいえ、自分の番組ではクリスマス・ソング特集なぞ組んでいるのに、自分自身がその当日、クリスマスらしい音を聴かないものナニだなぁ。じゃあ、最近会ってないナツ・サマーちゃんに クリぼっちを慰めてもらおうと、サンプルで送っていただいた7インチ盤を手に。もちろん作編曲/プロデュースは、前作同様に流線形のクニモンド瀧口。今回のジャケは巨匠:永井博。レゲエのビートにナツキちゃんの突き放すようなクールな歌声が重なって、ジワッと暖かくなります。

実を言うとカナザワは、レゲエといえば今もボブ・マーリーの人。未だに「レゲエ=闘う音楽」という方程式が崩せない。ボブ以外じゃ、初期サード・ワールドやブラック・ウフル周辺、ブリティッシュ・レゲエのスティール・パルスあたりに親しんでいたクチだから、最初にラヴァーズ・ロックを聴いた時も、「何だ、この腑抜けたレゲエは?」と思ってしまった。ストーンズだのZEPPだのクラプトンらロック勢が、リズムのバリエーションとしてレゲエを取り入れるのは よく分かる。でも、あのスッチャカ スッチャカというキレのある裏ノリで 愛だの恋だの歌われてもなぁ…。偏見といえば確かに偏見。でも観光客向けのジャワイアンと同じで、どうしても夏限定リゾート・ポップスの亜流にしか思えない。

で、それを逆手に取ったナツ・サマー&クニモンド氏の頭脳プレイには、してやられる。UKラヴァーズ・ロックのスタイルにシティ・ポップスのメロディ。でもって、<トロピカル・クリスマス>と<一緒に夢を見ましょう>だなんて、ちょっと出来過ぎっしょ