brandon Brandon Bray / Brandon Bray

今回は年内最後の更新となる、お馴染み TS-ONEのプログラム『PREMIUM ONE』の12月 26日〜放送分のプレイリストを。今回は年末特別スケジュールで、普段より1日短い土曜日(31日)までのオンエア。日曜日の元旦が年明け最初の更新になります。

今週は2016年の最終週というコトで、カナザワ、竹内両人の『今年の収穫』特集。

M1 : Tokyo's Dancing / Miranda Lee Richards  【選曲 : 竹内】
M2 : 6月の夢 / Blue Peppers   【選曲 : 金澤】
M3 : 残火 / 松任谷由実 【選曲 : 竹内】
M4 : It’s Over Now / James Walsh Gypsy Band  【選曲 : 金澤】
 ◉レコメンド・コーナー『REVIVE ONE』!
1枚のアナログレコードにスポットを当てて、レコメンダーの愛聴盤をご紹介するコーナー!
 《金澤寿和の愛聴盤》 BRANDON BRAY『BRANDON BRAY』 
M5 : Together / Brandon Bray      
M6 : I Wrote This Song For You / Brandon Bray  
 《竹内孝幸の愛聴盤》 角松敏生『Reasons For Thousand Lovers』
M7 : Polar / 角松敏生
M8 : New Year’s Eve / 角松敏生  

まずカナザワが選んだのは、15年秋に彗星の如く登場した現役大学生(当時)2人組のシティ・ポップ・ユニット:Blue Peppers。6曲入りのデビューCDが好評で、今年初めに初のアナログ・シングルが切られた。この曲ではゲストの佐々木詩織をリード・ヴォーカル/作詞にフィーチャーしている。

レア・グルーヴ〜フリーソウル・シーンで再評価が進んだジェイムス・ウォルシュ・ジプシー・バンドは、近年になってお蔵入りしていた2ndアルバムの存在が発覚。今年、北欧で『I’VE GOT THE FEELIN’』として発売された。アルバムにはスティーリー・ダンやビル・ラバウンティのカヴァーあり。
 
対してRevive Oneでのご紹介は、まさに個人的な “今年最大の収穫”、コンテンポラリー・ハワイアンのシンガー・ソングライター:ブランドン・ブレイの1stアルバム『BRANDON BRAY』(80年)から2曲。その音は、まさに初期カラパナ〜マッキー・フェアリーを髣髴させる亜熱帯型ブルー・アイド・ソウルで、2曲目にはジョン・ヴァレンティのカヴァーを選んだ。このアルバムは知る人ぞ知るレア・アイテムで、専門店の店頭に並んだら8万円は下らないとか。なのでしがない貧乏ライターのカナザワは、このアルバムの入手を諦めていた。ところが今回は、偶然にも手が延ばせる値段でゲット。久しぶりにガッツ・ポーズが出ました。

もっともホントの今年最大の収穫は、こうして自分のレギュラー番組が持てたコト。スマホ限定で、しかも可聴エリアが限られているものの、デジタル・ラジオならではの音の良さで、イイ音楽をお届けできるメリットもある。いずれにせよ、来年もイイ音楽番組を作っていきますので、どうぞヨロシク。