eugen botos finally
FM yokohama、ウィークデーの夜のオンエアされている『BPM2022』にゲスト出演してきました。このプログラムへの登場は、 15年4月以来。鬼籍に入る人が多いながらもAOR再発が賑やかだった去年の総括、そして今年の抱負などを、超ザックリと語ってきました。

オンエア用に持って行ったのは、スロバキア発のジャズ・ファンク・トリオ:ユージン・ボトス・ファイナリーと、ベテランAORシンガー:トニー・シュートの新作。ユージンは、feat.ジェフ・ローバー(kyd)、そして新人シンガーがルーサー・ヴァンドロスくりそつで驚かされる<Oh My Love>をオンエアした。この曲は動画がないので、ダイジェストを貼っておきます。

このユージンらのアルバムには、以前コチラでも紹介したように、ブライアン・マックナイト、ディオンヌ・ワーウィック、メイザ・リーク、アンジェラ・ジョンソン、そして元アース・ウインド&ファイアーのシェルドン・レイノルズらがヴォーカルで参加。更に演奏陣には、前述ジェフ・ロバーの他に、マーカス・ミラー、ヴィクター・ウッテン、デイヴ・ウェックル、エリック・マリエンサルらが名を連ねている。こうした人脈はアルバム発売後も広がりを見せ、少し前にはユージンがフィリップ・ベイリーに請われ、アース・ウインド&ファイアーの新作セッションにアレンジャー/プロデューサーとして参加した、という情報も。メンバーみんなにクラシックの素養があり、知り合ったのも音楽学校。ベースのロバート・ヴィスヴァリはスロバキア・フィルハーモニー・オーケストラの首席ベース奏者で、ウッド、エレキ、双方のヴァーチュオーゾとされる。こうしたバックボーンは、かのダーティ・ループスみたいだ。

まったくの無名の新人ながら、音を聴かせると大抵の人がブッ飛ぶ。先物買いがお好きな御仁は、覚えておいて損はしない。

ちなみに生放送終了後は、ハマのAORバー:Breezin'へ。クルマだったのでノン・アル・ビールを飲みながら、旧知のマスターとしばらくぶりにサシでダベってきました