bobby_carry on
前回ツアーはスケジュールがまったく合わずに断念したけれど、今回は美形女性シンガー・ソングライターさんをエスコートして、東京3デイスの中日 2nd Show@Billboard Live Tokyo へ。来日メンバーは、ボビー以下、我が Light Mellow's Choiceシリーズでソロ作を出しているマーク・マクミレン(kyd)、看板ソロイスト:アンドリュー・ニュー(sax,kyd)、カーライル・バリトゥ(g)、ロベルト・バリー(b)トニー・ムーア(ds)という安定のメンツ。リズム隊は直前に来日していたポール・ブラウン(g)でもバックを務めていたらしく、日本で一行と合流したと思われる。

だが客電が落ちる直前に、ビックリするアナウンスが。ボビーが車椅子に乗って登場するというのだ。何でも少し前に体調を崩し、その時に服用した薬に当たったらしく、両足に腫れが出て普通に歩けない状態らしい。でもそれを除けば至って元気で、喉も好調。ずっと鍵盤の前に座ったままだったのは仕方ないが、時折腰を浮かせたり、振り返ってはメンバーにいろいろコンタクトを送っているので、あくまで一時的、それほど深刻なモノではないようだ。

さてステージは、いきなりの<Special To Me>でスタート。以前は「あまり好きじゃない」と言ってたこの曲も、最近はオープニングに歌われる機会が多く、思わずニンマリ。続いて<Stay With Me>のバラード攻めで、この辺りは常連客にはお約束。でもその後がいきなりの<Words>、<Loving You>、<Sunny Hills>と、意外にも『CARRY ON(シーサイド・センチメンタル)』からレアどころを3連発。この3作目からは、今まではせいぜい<Jamaica>を演る程度だったのに(去年は<All Of Me Love>を歌ったらしいが)、どういう風の吹き回し?という感じ。

でもあとはほぼ定番曲で<All Or Nothing At All>と<Heart Of Mine>、長いサックスのソロ回しからの<What You Won't Do For Love(風のシルエット)>。最新作にあたるクール・アンクルのアルバムからは、<Miami Nights>と<Mercy>をプレイした。車椅子使用にはビックリしたけど、ステージ内容はかなり充実。シンガー女史にもご満足いただけたようで、まずは安心した。

そうそう、隣のテーブルに「ボビー初めて観ます、ココにも初めて来ました」みたいな純朴なお兄さんがおり、程良く酔っているのか、ちょこちょこと話しかけてくる。でもって「どうしても聴きたいのが2曲ありましてね。タバコのCMで流れてた曲なんですけど、知ってます? すごくイイ雰囲気なんですよ。歌ってくれるかなぁ〜」なんて。まぁコチラも無難なところで、「どっちかは必ず演りますよ。うまくすれば両方歌うかも」なんて生返事して。でもって実際に歌うと、わざわざ後ろを振り返って喜色満面でガッツポーズを取る。2人で「そんな得意げに振る舞われても…」と少々困惑しながら、“こういうピュアなファンを大事にしないと…” と考えたりも…

さてさて、肝心のボビー。今のところ新しいレコーディング情報など何もないけど、年内にはもう一回来てくれそうだな。