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ちょっと遅ればせながらのご紹介。1月中旬に発売されたCOUCHの4作目『LITTLE DANCER』がイイ。右はそこにボーナス曲として収められていた大貫妙子<都会>のカヴァーで、7インチ・ヴァイナル仕様でシングル・カットされたもの。

実はこの『LITTLE DANCER』は発売前に白盤サンプルをもらっていて、それなりの頻度で聴いていた。その後一般発売されたのでイザ紹介しようとしたら、盤がない、アートワークもない。「そうか、白盤だったか!」と思い出し、現物をゲットしてからにしようと。ところがそのままオーダーし忘れ、やっと注文したと思ったら、同梱の品物が入荷せずで、結局手元に商品が来た時は、ほぼ発売から1ヶ月経過していた…。

このパターンだとそのままブログにアップせず…、なんてコトもままあるが、それでも載せようと思ったのは、やはりCOUCHのこれまでの作品の中で一番シックリきたから。元benzoの平泉光司(g,vo)を中心に、シアター・ブルックの中條卓(b)、オリジナル・ラヴの小島徹也(ds)の3人で結成した頃は、よりオルタナなロック・トリオという印象だったが、5年ぶり4作目というココへ来て急にアーバン度アップ。スリー・ピース・バンドの特異性を生かしつつも、都会派の洗練をも併せ持ったスタンスは、ガレージ・ポップ・バンドの先駆者的存在であるシュガー・ベイブを思わせる。こういう言い方はメンバーには歓迎されないかもしれないが、早い話、benzoっぽく変化したのだ。楽曲によってはカーティス・メイフィールドっぽいかな?

アルバム収録曲10曲中8曲は平泉の作品。とりわけ、オープニングのタイトル曲<リトルダンサー>、<TODAY>、<街の草原>と畳み掛けるアタマ3曲の疾走感が激ヨシで。クリームがキリンジの曲を演ってるような<最後のヌード>は、青山陽一の提供曲。そしてファンキー・グルーヴ<OUTBACK>、ポップにウネる<手紙を書こう>、そして前述した大貫妙子の絶品カヴァー<都会>で、ゆるやかにソフト・ランディングする。いやぁ、今度はライヴが観たいぞ。