creation (1)
日本のロック史に散々と輝く名バンド:クリエイションのドラマー、樋口晶之が3日に亡くなった。「かねてより病気療養中だった」と伝えられたが、ごく最近までライヴ・ハウスに出演しており、闘病している雰囲気はまったく感じらなかったため、ファンの間で動揺が広がっている。享年63歳。

カナザワ的には特に樋口氏の活動を追うようなコトはなく、ふと何かのCDを買ったら参加していた、誰かのライヴを観に行ったらドラムが樋口さんだった、というイメージ。特にライヴ・ドラマーという印象が強く、若干ドタバタ気味のアグレッシヴなプレイが記憶に残っている。

世代的に、クリエイションやカルメン・マキ&オズ、四人囃子、サディスティック・ミカ・バンドといったあたりが、カナザワの 日本のロックへの入り口だった。特にこのクリエイションの1st(ブルース・クリエイションからの改名後)は、中学生の時に初めて買った日本のロック・アルバムだったはず。でもって、高校に入って初めて本格的にロック・バンドを組み、最初に本気でコピーしたのがクリエイションだった。そうした意味では、自分の中ではジョン・ボーナムやイアン・ペイス、サイモン・カーク、コージー・パウエルよりも先に、この樋口さんがいたことになる。何だかなぁ

Rest in Peace...