no end summer 017
fujimal yoshinokingo hamada futureday
No End Summer 2017@逗子Surfers 2日目。昨夜から古民家の民泊みたいなトコロにスタッフみんなで宿を取ったはイイが、8畳2間にクーラー1台の雑魚寝状態で寝苦しいことこの上ナシ。早朝シャワーを浴びようと廊下に出たら、何だ、コッチの方が全然涼しいぢゃん… …と朝から半ばヘロヘロで10時すぎに現地入り。でもスジ雲が出ていた昨日とは打って変わって、今日は雲ひとつない どピーカンに元気をもらい…。ちょうど海風が心地良く吹いてきて、昨日ほどのムシ暑さも感じない(といっても充分暑い…) さぁ、昨日の細かなトラブルを糧に、今日はもっとウマくやりますよぉ〜。

エントランス・フリーのDJタイムからミュージック・チャージありのショウ・タイムへの入れ替えもスムーズに運び、今日のトップは当ブログでも何度か紹介しているナツ・サマーちゃんの登場。キュートなシティ・ポップ・レゲエ・シンガーとしてデビューした彼女も、先月リリースされた初フル・アルバム『Hello, future day』から一気に間口を広げ、本気モード全開に。今日のステージも、プロデューサーである流線系クニモンド瀧口+パーカッションがサポートに付き、従来のラヴァーズ路線の楽曲とポップな新曲をバランス良く歌ってくれた。まぁ、今日はロケーションがロケーションだけに、やはりトロピカルなレゲエ・ビートのハマリがよく、気がつけばビールばかりが進む始末で…

セカンド・アクトは “濱田といえば…” の濱田金吾。メンバーは先週Back In Townでのライヴに出演していた片桐幸男(g)と佐藤唯史(perc)に、松田真人(kyd)、そして今井優子アコースティック・ライヴでお世話になった和気淳(sax)。今回は金吾さん自身がベースを弾くが、シティ・ポップス系ファンは、彼が元々クラフトのベース奏者だったことは意外に知らないのかも。今日のフォーマットとしては、Back In Townでのジャズ・セットとお馴染みパラダイム・シフトを従えたステージの中間あたり。打楽器がカホン+ミニ・ドラムみたいなキットなので従来のバンド・セットとは違うが、何ともメロウなナンバーばかりを厳選して用意してくれて、小屋の雰囲気とのマッチングはバッチリ。先週はキモチかすれ気味だった歌声も今日はストレートにノビていて、これはもうしたかかに酔うしかない。何ってたって、この場所で波音をバックに<海風通信>だからね ハッキリ言って “出来過ぎ” でしょう。ご本人からもセット・リストを頂戴したので、載せておこう。

1. Rainy Heart
2. 抱かれに来た女
3. Pool & Sunglasses
4. Piano Man
5. Run Thru The Night
6. Midnight Boxer
7. シャレード
8. 避暑地の出来事
9. Wasted Summer Love
10. 海風通信

さて、ふわわぁ〜ん、とキモチヨクなったところで、大トリは芳野藤丸(藤丸バンド)。顔ぶれも藤丸さん以下、現SHOGUNの佐倉一樹(kyd)、法田勇虫(g)、じゃいあん(b)、大橋純子バンドから植村昌弘(ds)、後藤輝夫(sax)、そして紅一点:原久美(cho,g)と、ベテラン〜中堅入り乱れての大所帯編成だ。このイベントのメイン・アクト4組とはいずれも面識があるが、特に藤丸さんとはSHOGUNのベスト、藤丸バンド、ワン・ライン・バンド、藤丸ソロ、そしてAB'Sの再発と、何度も取材したり、ライヴにお邪魔している。再編SHOGUNのCD解説を直接依頼されたりもしたな。だからこのメンツでMoon時代のソロ楽曲が聴けたらサイコーと思っていたら、ノッケから<Midnight Plus 1>という涙チョチョ切れのスタート。以下、<Free Way 5 To South>、<Girl's In Love With Me>、そして久美さんとのデュエットで大々好きな<Who Are You?>と、我がシティ・ポップス/J-AOR系ライブラリーの中でもトップ5に入るくらいのフェイヴァリット・アルバム『YOSHINO FUJIMAL』(82年)から4曲も聴けちゃただけで、もう悶絶モノのステージだった。他にも藤丸バンド<雑踏のなかで>、AB'Sナンバーを改作した<Cary Baby Bossa>など、珍しいレパートリー目白押し。最近知り合って相性の良さを感じているという法田勇虫とのギターの掛け合いも、イイ感じで鳴らしていた。終盤はお馴染みのSHOGUNヒットを畳み掛けるように繰り出し、2日間通して最高潮に。ふと気づけば、SHOGUNの前身:ワン・ライン・バンド<Yelow Magic>をやってないぢゃん…(近日中にビクターから再発予定) まぁ、クリティカルな目を向けたら粗がなかったワケじゃないけど、このロケーションでこのセット、もぅ野暮は言いませんって 

そしてアンコール2曲目で、Moonでのレーベル・メイトでもあった金吾さんをステージに呼び込み、目の前の国道にちなんで<Route 66>ならぬ<Route134>をぶっつけ本番で。いやぁ、サイコーの盛り上がりでした

1. Midnight Plus 1
2. Silently She Said
3. Free Way 5 To South
4. Cary Baby Bossa
5. Summer Song
6. 雑踏のなかで
7.Who Are You?
8. Lonely Man
9. Girl's In Love With Me
10. You're The One
11. Bad City
Encour. 男たちのメロディ
Encour. Route 134 (Roue 66) with 濱田金吾

来年もこの規模でイベントが催せるかどうかは分からないが、ホント、おいで戴いた方々にはひと夏の素晴らしい思い出になったんじゃないか。藤丸さんが「オレたちが一番楽しんだかも…」とおっしゃってたけど、それはスタッフ・サイドにとって一番嬉しいお言葉です。