steve lukather works2

TOTOの40周年ツアーと新曲入りベストのリリース、そして新しいソロ・ユニットを率いての来日を今月中旬に控え、何かと慌ただしいスティーヴ・ルカサー周辺。その来日に合わせての、セッション・ワークス第2集が登場した。前作は去年?? 前回ポストしたグレイドンのとは逆で、もう3〜4年経ってる気がしてたんだが、それはジェフ・ポーカロのでしたかね?

収録曲は以下の通り。

1. White Sister / TOTO
2. Running With Whe Night / Lionel Richie
3. I'm Free / Kenny Loggins
4. His World / Jimmy Webb
5. She's A Beauty / The Tubes
6. Leave Me Alone / Airplay
7. You Went Away / Earth Wind & Fire
8. Lonely Beat Of My Heart / Steve Lukather
9. School Girl / Finis Henderson
10. You Are The Flower / TOTO
11. Middle Man / Boz Scaggs
12. Top Of The World / Jon Anderson
13. Extinction Blues / Steve Lukather
14.It's Only My Heart / Michael Bolton
15. Why Can't We Fall In Love / Deniece Williams
16. Somebody Like You / Ronnie Milsap

グレイドンにも書いたけれど、この手のコンピのチョイスは、マニアなら誰もが半分OK、半分NOと言いたくなるものなので、とやかくは言わない。やっぱり、オォという曲もあれば、何でこんなん入れるかなぁ〜〜というのもある。案の定、レーベルの壁もあったようですね。

その上で敢えて言うなら、いくつか面白いと感じたのがあった。例えばジミー・ウェッブの<His World>。これって出典元の『ANGEL HEART』ではTOTO色が強過ぎて浮き気味の楽曲で、ウェッブのファンには敬遠される。かくいうカナザワも、彼らしくないと感じて重要視してこなかったが、こうしてルーク側に置くと俄然輝きを増す。またフィニス・ヘンダーソン<School Girl>もルーク大暴れが楽しめるが、コレが意外にも本人まったく記憶ナシ。フィニスにとってもあまり意味なさそうな曲なので、ルーク・ファンだけが喜んでた、ということか。

これはルークに限らず、日米のセッションメンいずれにも当てはまるが、ミュージシャン自身と話す機会があった時に「あの曲のプレイ、すごくカッコ良いですね」と言っても、当人が覚えてないことが意外に多いのだ。それこそ売れっ子だと、何処の誰が歌うか知らないまま演奏してたりとか。もちろん、微に入り細に入り克明に覚えてるセッションもあったりするから、話してみないと分からないが…。

でもそういう事情を知ってから、クレジット買いの熱が冷めた。というか、ミュージシャン・クレジットがあっても。その仕事の内容を慮るようになった。ミュージシャンが右から左へ流れ作業で演ってるようなプレイに、聴き手が熱く入れ込んでも…、というワケである。ただこの頃の敏腕ミュージシャンって、手癖でやってるような何気ないプレイこそ、カッコ良かったりする現実があるのだけれど…

…にしても、TOTOからの曲が初期2作からで、ジャケのアー写もTOTO初来日時のもの。やっぱりルークは、レスポール弾いてる頃が一番好きだワ なお 噂の自伝は来年夏になるようです。