kid 65tohoku sinkansen 017sparklig cherry 大
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カナザワがトータル・プロデュースしている アラフォー・シティ・ミュージック・バンド:sparkling☆cherry が主催するバイ・マンスリーのライヴ・イベント sparkling night の年内最終、christmas special は、10月に素晴らしいソロ・アルバムを発表した職人シンガー:木戸やすひろと、ベテラン・アレンジャー:山川恵津子のダブル・ゲスト。両人とも sparking☆cherrryのレコーディングに参加してくれた恩人であり、3年前のレコ発ライヴ@Blues Alley Japanでも歌ってくれた方たちである。

例によって1st setは、スパチェリ単独のステージ。初披露の新曲はもちろん、全曲がアルバム・リリース後に書かれた楽曲ながら、既にライヴ定番になっている人気曲もアリ。一方でアレンジの試行錯誤を重ねている楽曲もあって、さてこれからどう進化していくやら。来年はコツコツ作ってきたデモが実を結ぶことを願っている。

クリスマス・ソングでスタートの2ndは、ゲストの両人を加えてのステージ。マンハッタン・トランスファー<Spice of Life>や、スティーヴィー・ワンダー<Don't You Worry About a Thing>のセルジオ・メンデス版ほか、コーラスが入ってこそのカヴァー曲に加え、木戸さんが八神純子に提供した<冬>なども。でもやっぱりこのセットのハイライトは、山川さんが組んでいたユニット:東北新幹線のメロウ・インスト<Spell>と、木戸さん約40年ぶりの新作『KID 65 〜奇跡のかけら』(レビューはこちらから)からのチョイス<ニューヨーク・バウンド>で。とりわけ木戸さんのアルバムは、カナザワの和モノ系年間ベストに選びたいほどの名盤。ホントは1曲だけと言わず、ガッツリ歌って戴きたいところだったが、コーラス参加はともかくフロントに立ってワン・ステージを務める機会がほとんどなかったということで、今回も1曲だけお披露目となった。それでもアルバムの中からスパチェリ向きのマテリアルを選んでくれるなど、木戸さんらしい心配りも。きっと来年は準備を整え、アルバムを丸ごと再現するようなソロ・ライヴを仕込んでくれることだろう。

そして終盤は、レコーディング・メンバーと久々に共演ということで、アルバムからの人気チューンを3曲続けて。その圧倒的な3人の歌声の厚みに「やっぱコレだよなァ〜」 それぞれに馴染んだ曲ということもあってか、オーディエンスの反応も上々で、メンバーたちも既発曲の重要性を再認識したんじゃないだろうか。

ってなワケで、来年の飛躍を祈りつつ、Merry X'mas


 [ 1st ]
1 東京Dreamer
2 SPARKLING☆
3 コイウラ(新曲)
4 エンドロール
5 PlayButtom
6 コバルトブルーシティ
7 Shangri-La
8 Don't give up your love.
9 リアリティ
10 ミラージュ

 [ 2nd ]
1 Have yourself a merry little Christmas(Yamakawa arrange)
2  Spice of Life (Manhattan Transfer)
3 SPELL (東北新幹線)
4 冬 (作曲:木戸やすひろ)
5 Don't you worry about a thing( Sergio Mendes / Stevie Wonder)
6 ニューヨーク・バウンド(木戸やすひろ)
7 未来エレベーター(スパチェリ)
8 素敵なデイリー(スパチェリ)
9 スキニーガール(スパチェリ)

 [ Encour ]
1 フリンジデート(スパチェリ)
2 The Christmas Song (Yamakawa arrange)

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