2

今日は大忙し。午後イチから、某ラジオの正月3時間特番の収録。まだ情報解禁前なので詳しく話せないけど、年が明けてから初日の出まで起きてる方は、きっと楽しい夜更かしができるでしょう。そして夜は締切をブッちぎってのプチ忘年会。どうせ今年も、晦日・正月返上で仕事だいッ

そして今日のご紹介は、やっと、ようやく、待ちに待った、イヤ待ちくたびれた?…の、リード・ブラザーズ。78年当時、完成しプレスもされたのに、英EMIの判断で一般市場には出回らなかったという幻の2nd『BLACK SHAHEEN(ブラック・シャヒーン)』の、国内仕様紙ジャケット盤が登場した。

諸般の事情により、発売延期を繰り返すこと半年超。往年のカタログを扱っていると、“再発は難しいかな?” と思いつつ、“当たって砕けろ!” と挑戦して、やっぱりダメだった、なんてことが珍しくないが、出せそうで出せず、3歩進んだかと思えば2歩下がり…と、これだけ再発プロセスの途中でドンデン返しを繰り返したことは、この道20年近いカナザワも初めてのこと。それだけに製品サンプルを手にした時の喜びはひとしお。しかも、世に出なかったはずのアルバムをカナザワがネット通販でたまたま探し当てたところからリイシュー話が動き出し、英在住のメンバーと繋がって、ヨーロッパ及び日本での復刻に漕ぎ着けたのだから、そりゃあ思い入れも深い。

さて、そのジョンとスティーヴのリード兄弟は、ザ・バースに憧れて活動を始めた英国人チーム。まさに “バーズの申し子” とでも呼ぶべき美しいヴォーカル・ハーモニーと、ロンドンのスタジオ・シーンで活躍する英国パブ系ファンク・グループ周辺のミュージシャンたちとのコンビネーションが、兄弟の1st『DEDICATED』の魅力だった。

そしてこの2ndは、米アラバマ州マッスル・ショールズに出向き、テリー・ウッドフォード&クレイトン・アイヴィにプロデュースを仰いでいる。そこにメル・コリンズやマックス・ミドルトンなど、前作に参加した英国勢が乗る構図。ウッドフォード&アイヴィは、“モータウン配下で初の白人プロデュース・チーム”と言われたコンビ。AORファンにはロバート・バーンやバーン&バーンズ、ルブラン&カー、マック・マクナリーの他、先頃初CD化されたばかりのファンキー・コミュニケーション・コミッティー(通称F.C.C.)やテルマ・ヒューストンの発掘盤『SUMMER NIGHTS』でお馴染だろう。

このアルバムも、リンクの通り、メロウでナイーヴなブルー・アイド・ソウル感覚が満載。ダントツのキラー・チューンこそ見当たらないが、どの曲も軽くK点超えの充実度を誇る。既に北欧盤はアナログもCDもメーカー売り切れ状態で、店頭在庫のみ。もちろんこの国内仕様盤も限定生産なので、あるうちに買うときや