minako_monochrome

午後から都内某所でイベント打ち合わせ〜某シンガーのレコーディングでサックス・ダビング立ち会い。イベントは Light Mellowを冠にしてのモノで、この規模での開催は十ウン年ぶりとなる。来月早々には詳細発表ができるはずなので、どうぞお楽しみに。

で、久々にアナログをスピンさせているのは、吉田美奈子の80年作『MONOCHROME』。美奈子さんを聴こうとすると、どうしてもRCA時代の『FLAPPER』とか『TWILIGHT ZONE』、アルファ期なら『MINSTERS IN TOWN』か『LIGHT'N UP』に行ってしまうので、個人的には若干地味なイメージがあるアルバムだが、作品的には薄かろうはずがない、もちろん ただし、ミディアム〜スロウ系が多く、タイトル通りモノクロームな色彩感を持つ作品なので、ちょっぴりダークかつ陰影が強いかな。

実兄である名エンジニア:吉田保のリマスターで、RCA/アルファの作品群がCDで一斉リイシューされたのが15年2月。翌年『TOWN/恋は流星』の12インチ盤がアナログ再発され、速攻でSOLD OUT。去年からアルファ期作品が、順次アナログで出直している。一度にまとめて出ないのは、昨今の世界的アナログ・ブームで、製造ラインが追い付かないから。本作も最初はもっと早く出るはずだった。そういえば、人気TV番組『YOUは何しに日本へ』で大貫妙子『SUNSHOWER』が注目を集め、その第2弾的に美奈子さん『恋は流星』の7インチがネタになってましたね。しかしオリジナル・シングルが5万とは、ほとんど狂気の沙汰でないの

で、この『MONOCHROME』アナログ再発盤。リイシュー・スタッフ・クレジット special thanks にカナザワの名が…。何をした、とは申しませんが、ちょっとだけお手伝いを。それで年末にサンプル盤が届き、今になって針を落としたワケ。メンバーは松木恒秀(g)、岡沢章(b)、渡嘉敷祐一(ds)、マイク・マイニエリ(vibe)、清水靖章(sax)で、キーボードは美奈子さんのみ。通常は誰か本職の鍵盤が入るから、敢えてそうしたシンガー・ソングライター的内省を演出したかったのだろう。スロウも多いことだしね。達郎氏との共作<Rainy Day>以外は、すべて美奈子オリジナル。どれもイイけど、カナザワ的にグッとくるのは、やっぱり<Black Moon>からゴスペル風のハチロク・バラード<Sunset>の流れです。

そういや、吉田保・美奈子兄妹って、実はカナザワが出た隣の小学校出身なのよね…





Sony Music Shop [吉田保リマスタリング 2015]