epo 3

1970年代も終わろうとする頃、世田谷の都立松原高校に三つの才能が奇蹟的な出会いをした。先輩のノブさん(清水信之)、佐藤永子(EPO)、そして後輩サハシ(佐橋佳幸)。普通の都立高校にこれだけの才能が同時期に集うということも奇蹟だが、40年を経た今もそれぞれが第一線で活躍をし続けているというのも奇蹟そのものと言える。この3人が再び出会い、新たな物語を紡ぎ始めた。

その「40年後のおとな文化祭」1st Show に参加してきた。3人をサポートするのは、佐橋の当時からのバンド・メイトで同じウグイスに在籍していた柴田俊文 (kyd)、名前で呼ばれた(?)松原秀樹(b)、そして玉田豊夢(ds)、ハルナ/ENA (cho) という面々。面白いモノで、現在の山下達郎バンドから4人、リズム隊は共に元・角松敏生バンド、である。

でもラインナップ的には超ツワモノのバンドなのに、そこは学園祭ノリで、終始アット・ファミリー。オーディエンスにも当時の同級生が多数詰めかけていたようで、3人も客席に気安く語り掛けちゃったり、客も昔のノリで返したり…。それでも演奏に甘さはなく、また既に大阪で2ステージをこなしてきているので、リハ不足の懸念もない。カナザワ的には、去年夏に逗子で開催されたイベント:No End Summer でEPOとノブさんのデュオ・ステージを観ているので、お久しぶり感はないのだが、フル・バンドで観るライヴとやっぱり別モノ。EPOの歌声も変わってないね

このメンバーなので、おそらく初期作品が中心だろうと予想していたところ、まさにその通りの展開。<ハーモニー>が聴けたのは嬉しかったし、高校時代から演ってたらしい<アスファルトひとり>にもシビレた。でもやっぱり圧巻は本編ラスト4曲のハジケっぷり 大ヒットが複数あるというのは、実に素晴らしいデス

アンコールは、当時から歌っていたというユーミンのカヴァー。そして最後の最後に、下のセットリストにはない松原高校の校歌を3人だけで歌い、シットリと幕。ビルボードがディスコと化す風景は何度も体験しているけれど、この気取ったムードのヴェニューをココまでホンワカさせたのは観た記憶がないなぁ…。

ちなみに、この3人通っていた松原高校の斜向かいにあるのが、カナザワや角松の母校:日本大学分理学部。学年的に佐橋さんとは1年間、同じ下高井戸商店街を闊歩していたことになる。もしかしたら、商店街半ばにあった楽器屋カノウプス(今はドラムで有名!)あたりで、すれ違ってたかもしれないなぁ…。

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