LM_lunko ohashi

確定申告であたふたしていたら、ショッキングなニュースが飛び込んできた。70年代シティポップのディーヴァたる大橋純子さんが、食道ガンの治療のため、4月から休業するという。既にチケットが売り出されているライヴもキャンセルとなるが、幸いまだ初期のステージ1だそうで、それほど心配は要らない様子。ご本人も実感がないようで、サイトでは「今はただ早めの復帰を願い、頑張って治療に向かっていく」とポジティヴなコメントを書かれている。今の僕らにできるのは、そんな純子さんを応援し、1日も早い復帰を祈るだけだろう。

そこで思わず、14年8月に発売された拙監修・選曲の『Light Mellow 大橋純子』を手に。ちょうどこのコンピを作る前に彼女のライヴに足を運び、楽屋でしばしお話しする機会があったが(それ以前にも取材などアリ)、若い世代にシティポップが受け入れられ始めていて、主に美乃屋センチラルステーション時代の楽曲に人気が集まっている旨をお伝えした。ライヴには往年のファンが集まり、<たそがれマイラヴ>や<シルエット・ロマンス>で盛り上がるけど、若い世代はそうじゃないよ、と。

すると、意外にも純子さん、「それでイイのよ。いつまでも<たそがれマイラヴ>じゃないわよね。私も若い人を相手にしたライヴ、やりたいくらいよ」ぐらいの、ノリの良い発言が返ってきた。別に往年のファンをないがしろにするワケじゃないが、元来、歌謡曲全盛の時代にファンクのノリを混ぜ込むことにトライしていたシンガーである。当然といえば当然のリアクションだろう。

それだけに、シティポップ再興の折、純子さんもこれから出番が増えるかな?と思っていたのだが…。でもそれを嘆いたって仕方がない。純子さんの復帰まで、シッカリとシーンを温めておくのが僕らの使命。6月のLIVE Light Mellow Vol.1を成功させて、2回3回と継続し、その何処かに純子さんをお迎えする。それが今のカナザワのシナリオ。まずは病気を克服して、1日も早いご帰還をお祈りしたい。