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当ブログではお馴染み、カナザワがトータル・プロデュースで関わるオトナなシティ・ポップス・バンド:Sparkling☆Cherry。待望の2ndアルバムが、いよいよ7月25日リリース。前作もそれなりに充実したアルバムだったが、この新作のデキは、ハンパない。ハンパないけど、内輪の人間が言っても説得力がないので、先んじて音を聴いて戴いたミュージシャンの方々が寄せてくれたコメントを、ずらずらーっと並べてみよう。

  ● いつのまにかJ-POPは言葉ばかりの音楽になってしまったよとお嘆きのみなさん。そんなあなたに絶対おすすめのバンド、それがこのSPARKLING☆CHERRYです。ナイアガラやティンパンの、あのハッピーで豊かでドリーミーな響きをこの時代に奏でる、数少ない貴重なバンド。その噂のスパチェリの会心のBrand New Album『Mirage』がついにお目見え!!スパチェリをよ〜くご存知のみなさんも、これが初めてだよというあなたも、どうかよろしく。楽しくチェキラ〜〜!!(伊藤銀次)

  ● SPARKLING☆CHERRYさんの『Mirage』を皆さんより一足先に聴かせていただいている今は6月。雨が降っています。先ほどまで鬱々とした響きだった外の雨音が心地よいSEのように聞こえてきたのは気のせいでしょうか。でもやっぱりこれは入道雲の下で初めて聴きたかった。これを読んでいる皆さんに嫉妬しています。 (沖井礼二 [TWEEDEES] )

  ● 魅力的な歌声、卓越したソングライティングとアレンジ。アルバムを通して貫かれた一貫性は聴くものを飽きさせない。豪華なゲストと名うてのスタッフによるプロダクション・ワーク。SPARKLING☆CHERRYから昨今のシティ・ポップ・ブームへの返答。若者よこれが大人の音楽だ。あ、君達の方がよく知っているよね。失礼しました。このグルーヴ、ご堪能下さい。NOW!! (カンケ)

  ● 80年代後半から90年代前半によく聴いていた、ちょっと大人なサウンドJ-AOR。スパチェリの新作は、その頃の楽曲を思い出して懐かしくなりました。この夏のドライブのお供にぜひ! (クニモンド瀧口 [流線形])

  ● 高校一年の夏。海に向かう親戚のおじさんの車から流れていた山下達郎の『Big Wave』。その時の衝撃は今でも忘れられない。早く大人になって、僕も“カッコいい音楽”をかけながら横浜ベイブリッジあたりを走り抜けたい!と妄想したものだ。随分と時は流れ大人になった今、あの時のトキメキが鮮やかに蘇るSPARKLING☆CHERRYのアルバムに出会う。んーカッコいい。少し背伸びをしていたほろ苦い思い出と夏の終わりの切なさを教えてくれる音楽。繰り返し繰り返し聴くことでしょう。 (近藤健太郎 [The Bookmarcs / the Sweet Onions])

  ● 夜空を翔ける光のように、浜辺を走る風のように、バザールに溢れる生命(いのち)のように、SPARKLING☆CHERRYのサウンドは心を踊らせる。(庄野真代)

  ● SPARKLING☆CHERRYは僕がレコードを買い漁っていた70年代の洋楽のビートを、若々しく、より今のセンスでよみがえらせてくれてる。そう言った意味で彼等は僕にとってThe Brand New Heaviesのようなゴキゲンなバンドだ。 タイムマシンで70年代のコンテストに出たら軒並み絶対優勝するよ!(杉 真理)

  ● ニュー・アルバム待ってました♪ 村田(和人)さんと(中野)督夫さんから紹介受けて以来、時々(下北沢)440に覗きに行きましたけど、いつも飄々と気合の入った演奏で楽しませてくれて、スパ☆チェリ5人の音楽大好きです!新録音ちょこっと聴かして頂き、益々期待は高まっとります♪ 漸くここまで辿り着きましたか!!遊んでるじゃん♪ おめでとう♡ (鈴木雄大)

  ● 一瞬、まるで70年代後半にタイムスリップしたような感覚におちいりましたが、ちゃんと今の音なんですよね。いろんな表情を魅せるcherryの歌声がまた素晴らしいし、彼女やメンバーが作る現代のシティ・ポップでAORな楽曲には、悔しいけど抗えません(笑)。曲調もバラエティにとんでてとっても楽しい!素直に好きです、このアルバム。 (高浪慶太郎)

  ● ’60〜’80年代の日本のポップスの養分をたっぷりと摂取したSPARKLING☆CHERRYが、“21世紀の大人”に贈る、素敵な音の玉手箱。初めて聴くリスナーはうっとり、マニアは密かに微笑むだろう。 (難波弘之)

  ● 全編、生音をベーシックに作られている職人気質の磨き上げられた至極のAORサウンドに、艶っぽく切ないcherryさんのヴォーカルは、シティ・ポップスやAORファンのみならず悶絶するはず。一つ一つの音色が本当に研ぎ澄まされているし、その全体の音像は力強さも感じられつつとても優しく、奥行き感がとてつもなく気持ち良い。僕の大好きな世界観がそこに広がっていました。 洞澤 徹 [The Bookmarcs]


…と、コレだけの顔ぶれにリコメンされてます オマケにゲストとして杉真理さん、濱田金吾さんがデュエット&コーラスで、三沢またろうさんがパーカッションで参加。SPARKLING☆CHERRYファンには幻の1曲として知られる村田和人さんアレンジの<フリンジデート>が、杉さんとのデュエットで蘇った。

「シティポップがブームって言われるけど、僕らの知ってるシティポップとはチョッと違うよね」 そんな感想をお持ちの世代/ヒトなら、おそらくスンナリ耳に入ってきてしまう、ちょっぴり懐かしくも新しいサウンド。ズバリ、かなり力作です。