物書きであるカナザワがCD制作に関わること自体、そう多いことではないのに、何と来月は Sparkling☆Cherry と同じ日に、コレも発売される。今井優子のデビュ−30周年記念ミニ・アルバム『IT'S MY TIME TO SHINE』。こちらはコ・プロデューサーという役回りだけど、バンドと違って女性ソロ・シンガーが看板。ブランクもあったため、自ずとディレクションからマネージャー、付き人、小間遣い(?)まで、何でもごじゃれ、ということになる でもイイ汗かいた分、ミニ・アルバムとは思えぬほど濃密な、相当にグレードの高いアルバムになった。自分史に於いても記念碑的な一枚だし、きっと今井優子本人にとっても、忘れ難い作品になるのではないか?
サウンド・プロデュース及びアレンジは、既報の通り、安部潤さんがメインで、<Mistress>が角松敏生。この曲は、今井優子が90年に角松フル・プロデュースで発表した通算5作目『DO AWAY』所収の好バラードで、今回はゼロからのリ・プロデュース/完全ニュー・ヴァージョン。当初の予定ではもう1曲、なんて話もあったが、諸般の事情からコレだけになった。
でもそこは、旧知の間柄。その代わりとして角松氏、シーウインドのカヴァー<He Loves You>で、なんともメロウなギター・ソロを弾いてくれている。この曲はエピローグに再登場するが、そこにはチョッとした仕掛けが潜んでいるので、それは聴いてのお楽しみ
スターターは、キメの多いラテン・フュージョン・チューンにしてタイトル・トラック<It’s My Time To Shine>で、アゲアゲのスタート DIMENSION増崎さんの雷鳴のようなギター、それを受ける豪放な竹上良成さんのサックス・ブロウと、片時も気を抜けない。今井自身の作詞作曲で、リード・トラックとしてプッシュしていく楽曲になる。
2曲目はルパン3世でお馴染み、名曲<Love Squall>。何を隠そう今井優子は、かつてルパンのサントラ盤で歌ったことがあるのだ。こういう憂いに満ちたヴォーカルを取らせると、この人は圧倒的にウマイ。声を張ると微妙にクグもる感じが、唯一無比、ちょっと他に思い浮かばない。「この声を埋もれさせるのはもったいないなぁ〜」という思いが、いまカナザワが彼女をサポートしている根本的理由だ。
<He Loves You>は、タイトル曲の路線を受け継ぐラテン乗りのカヴァー曲で、実はカナザワのチョイス。今井もシッカリちオリジナルのCDを持っていたので、話は早かった。ただ言葉数が多いので、そこは本人、ちょっと苦労。でもベース・ソロを絡めた素晴らしいアレンジもあって、メチャいい出来になった。
<Dear Moment>は今井が愛するボサノヴァ調のオリジナル。ギターを弾いてくれた犬塚彩子さんは、その筋を専門とするシンガー・ソングライター。フルートのGustavo Anacletoは、小野リサのポートなどで知られる、現在たったひとりの在日ブラジル人セッション・サックス奏者だ。
普段アレンジ仕事を依頼されても、「フュージョンっぽくしないで」と言われることが多いという安部さん。でも今井やカナザワはむしろ逆で、「ラテン寄りでフュージョンっぽく!」と依頼した。それが安部さんのツボを刺激したらしく、本当にノリノリでアレンジしてくれて。ミュージシャンもほとんど安部さんが集めてくれたが、リズム隊を筆頭に、皆さんマジで素晴らしかった。
今井に関しては、ジャケットをご覧戴いての通り、デビュー30周年にしてこの美貌 まさに美魔女と呼ぶに相応しく、スタッフのカナザワでさえ、時々目を奪われてしまう… そのあたり、これからPV撮影など予定されているので、どうぞリリースをお楽しみに。
1. It’s My Time To Shine
2. LOVE SQUALL
3. HE LOVES YOU
4. Dear Moment
5. Mistress
6. HE LOVES YOU - epilogue
◆ Sound Produced & Arranged be 安部 潤(except M-5)
Keyboards & Programming:安部 潤
Electric Guitar:増崎 孝司(M-1) 養父 貴(M-2)
角松 敏生(solo / M-3,6)
Acoustic Guitar:小川 悦司(M-3,6) 犬塚 彩子(M-4)
Electric Bass:二家本 亮介(M-1) 安部 潤(M2,4)
熊谷 望(M-3,6)
Drums:伊吹 文裕
Saxophone:竹上 良成(M-1)
Flute:Gustavo Anacleto(M-4)
Percussion:山田 智之(M-4)
◆ M-5 Sound Produced & Arranged by 角松 敏生
Guitar & Programming:角松 敏生
Flugelhorn Solo:二井田 ひとみ
◆ All Vocals & Chorus:今井 優子
でもそこは、旧知の間柄。その代わりとして角松氏、シーウインドのカヴァー<He Loves You>で、なんともメロウなギター・ソロを弾いてくれている。この曲はエピローグに再登場するが、そこにはチョッとした仕掛けが潜んでいるので、それは聴いてのお楽しみ
スターターは、キメの多いラテン・フュージョン・チューンにしてタイトル・トラック<It’s My Time To Shine>で、アゲアゲのスタート DIMENSION増崎さんの雷鳴のようなギター、それを受ける豪放な竹上良成さんのサックス・ブロウと、片時も気を抜けない。今井自身の作詞作曲で、リード・トラックとしてプッシュしていく楽曲になる。
2曲目はルパン3世でお馴染み、名曲<Love Squall>。何を隠そう今井優子は、かつてルパンのサントラ盤で歌ったことがあるのだ。こういう憂いに満ちたヴォーカルを取らせると、この人は圧倒的にウマイ。声を張ると微妙にクグもる感じが、唯一無比、ちょっと他に思い浮かばない。「この声を埋もれさせるのはもったいないなぁ〜」という思いが、いまカナザワが彼女をサポートしている根本的理由だ。
<He Loves You>は、タイトル曲の路線を受け継ぐラテン乗りのカヴァー曲で、実はカナザワのチョイス。今井もシッカリちオリジナルのCDを持っていたので、話は早かった。ただ言葉数が多いので、そこは本人、ちょっと苦労。でもベース・ソロを絡めた素晴らしいアレンジもあって、メチャいい出来になった。
<Dear Moment>は今井が愛するボサノヴァ調のオリジナル。ギターを弾いてくれた犬塚彩子さんは、その筋を専門とするシンガー・ソングライター。フルートのGustavo Anacletoは、小野リサのポートなどで知られる、現在たったひとりの在日ブラジル人セッション・サックス奏者だ。
普段アレンジ仕事を依頼されても、「フュージョンっぽくしないで」と言われることが多いという安部さん。でも今井やカナザワはむしろ逆で、「ラテン寄りでフュージョンっぽく!」と依頼した。それが安部さんのツボを刺激したらしく、本当にノリノリでアレンジしてくれて。ミュージシャンもほとんど安部さんが集めてくれたが、リズム隊を筆頭に、皆さんマジで素晴らしかった。
今井に関しては、ジャケットをご覧戴いての通り、デビュー30周年にしてこの美貌 まさに美魔女と呼ぶに相応しく、スタッフのカナザワでさえ、時々目を奪われてしまう… そのあたり、これからPV撮影など予定されているので、どうぞリリースをお楽しみに。
1. It’s My Time To Shine
2. LOVE SQUALL
3. HE LOVES YOU
4. Dear Moment
5. Mistress
6. HE LOVES YOU - epilogue
◆ Sound Produced & Arranged be 安部 潤(except M-5)
Keyboards & Programming:安部 潤
Electric Guitar:増崎 孝司(M-1) 養父 貴(M-2)
角松 敏生(solo / M-3,6)
Acoustic Guitar:小川 悦司(M-3,6) 犬塚 彩子(M-4)
Electric Bass:二家本 亮介(M-1) 安部 潤(M2,4)
熊谷 望(M-3,6)
Drums:伊吹 文裕
Saxophone:竹上 良成(M-1)
Flute:Gustavo Anacleto(M-4)
Percussion:山田 智之(M-4)
◆ M-5 Sound Produced & Arranged by 角松 敏生
Guitar & Programming:角松 敏生
Flugelhorn Solo:二井田 ひとみ
◆ All Vocals & Chorus:今井 優子