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このところ、あまり足を運べていなかったジャンク フジヤマのライヴ、村上ポンタ秀一プレゼンツ『ジャンク フジヤマ・シングス・サマー・ソングス』@目黒Blues Alley Japan にお呼ばれ。今回はタイトル通り、ジャンクの持ち歌から夏を歌った曲を選び、そこに夏色のカヴァー曲を追加した内容で、コーラス陣のソロ・パートもフィーチャーする盛り沢山の内容となった。

参加メンバーは、ジャンクとポンタさん以下、岡沢章 (b)、天野清継 (g)、寺地美穂 (sax)、太田卓真 (kyd)、大滝裕子(cho)、神谷樹 (g/cho) というベテラン、若手の混成。演奏には安定感があり、ジャンクの歌声の伸びもいつも通り(イヤ、いつも以上?)だったが、選曲の妙か、あるいは曲順の並びのせいか、いつも見慣れたジャンクのステージより軽やかな流れがあった。 <Seeing You>はAORファンにはお馴染み、ジミー・メッシーナによるメロウ・チューンのカヴァー。「ジミー・メッシーナ、知ってる人いる?」というジャンクの問いに、オーディンスはシ〜ン  対してファルセットでシットリ歌う竹内まりや<夏の恋人>には好リアクション。まぁ、そんなモンだろうな…(苦笑

そして個人的に、今夜のハイライトがココから。ジャンクのライヴにしばしば参加してきた大滝裕子(amazons)をフィーチャーし、何と彼女のアイドル時代の楽曲にしてシティ・ポップスの名曲である<恋のウォーミングアップ>(80年)を歌ってくれちゃったのだ。カナザワ的には、ベストセラーになった拙監修のディスクガイド『Light Mellow 和モノ Special』で紹介し、その後 監修選曲したコンピレーション『Light Mellow Twilight』(15年)にも収録した思い入れタップリのナンバー。当時の山下達郎バンドの面々ばサポートした、まさにメロウなアーバン・ミディアムだ。それがまさかナマで、しかもほぼ当時のままのアレンジで聴けるなんてと、実は密かに心躍らせていたワケだ。

2ndでは、ジャンクの後輩で楽曲提供もしている神谷樹をフィーチャーして2曲。ジャンク自身も、CMに使われている新曲<Normal Pride>と、まだ出来たてという<魔法のつぶやき>で、これからの進路を少しだけ提示した。もちろん<夏の陽>とアンコール<Ride On Time>は、敬愛する山下達郎のナンバー。「賛否両論ありますが…」と断りを入れながらも自分の信じる道を突き進むジャンクは、諸手を上げて応援していきたい。

《1st Stage》
1. Morning Kiss
2. シェダル
3. 星屑のパイプライン
4. SUMMER BREEZE
5. Seeing You
6. 夏の恋人
7. 恋のウォーミングアップ(vocal:大滝裕子)
8. 122(vocal:ジャンク フジヤマ&大滝裕子)

《2nd Stage》
9. 僕だけのSUNSHINE
10. 秘密
11. SEASIDE (Vocal:神谷樹)
12. くつひも (Vocal:神谷樹)
13. Normal Pride
14. 夏の陽
15. 産業道路
16. 魔法のつぶやき
17. あの空の向こうがわへ

《encour》
18. RIDE ON TIME
19. トロピカル