basia live

9年ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム『BUTTERFLIES』を提げての来日公演@Billboard Live Tokyo 2nd Show。新作を我が監修シリーズ【Light Mellow Searches】を出させてもらったり、来日直前メール・インタビューを行なったりで、ご縁のできた彼女だけれど、大ヒットしていた時期は遠巻きにアルバムを聴いていた程度。なので実際にライヴを観るのは、コレが初めてだったりする。

来日メンバーは、バーシアとマット・ビアンコ時代からの公私に渡るパートナー:ダニー・ホワイト (kyd) 、そしてギター、ベース、ドラム、サックス兼キーボードという布陣。大雑把なようで意外に小技も上手い、というのが如何にも英国勢という気がしたが、とにかくバーシアのヴォーカルがイイ。シャーデー以降のオシャレ系シンガーって、どうしてもイメージ先行でスキルフルな感覚に乏しいが、それは歌唱力や演奏力をウ売りモノにしてないだけのこと。スウィング・アウト・シスターにしてもワークシャイにしても、サラリと軽く聴かせているようで、実はかなりハイ・レヴェルだ。実際バーシアのヴォーカルは充分に安定していて、しばしばバンドを引っ張るような素振りを見せる。もちろん音楽監督はダニーだが、バンドのメンタリティーは彼女にある、ということだろう。

セットリストは、『TIME AND TIDE』(86年)、『LONDON WARSAWA NEW YORK』(89年)、『THE SWEETEST ILLUSION』(94年)といった人気絶頂期の作品群からのナンバーを中心に新曲を交えた、理想的なもの。イイ感じで埋まっていたオーディエンスも、ノリノリのライヴ・パフォーマンスでありました。

終演後、バーシアの大ファンである某女性シンガーと共にバック・ステージへ。いつになく待たされたので、気難しいヒトなのかな?と思いきや、会ってみたら全然フレンドリーで。自分がメール取材をした男だと分かると、大きなジェスチャーでハグしてくれた。こりゃー次作まで9年なんて待てないゼィ