spa_chery.27

我らが sparkling☆cherry、年内ラスト・ライヴ@下北沢440。これまでにもメンバー・チェンジを乗り越えてきた連中だが、今回は27回目にしてレギュラー・ドラマーの西村が諸事情で急遽欠席。でもタダでは転ばぬのが不思議なトコロで、何とベテラン・セッション・ドラマーの宮崎まさひろさんをトラに迎えてしまった。もちろんその間には、何かとお世話になっている濱田金吾さんのご尽力あっての賜物なのだけど…。でも故・村田和人さんといい、杉真理さん、伊藤銀次さんといい、ホントみなさんスパ・チェリに目を掛けてくださって、ありがたい限りである。

とにかく、ドラムが代わるとグルーヴの質が大きく変わるもの。一例を挙げれば、神保彰加入後のカシオペアとか、TOTOに於けるジェフ・ポーカロとサイモン・フィリップスとか。そうした意味では、宮崎さんと西村って、意外とタイプは近いかも。それでも、軽く叩いているようでビシッと絞まるスネアとか、リズムのポケットの深さとか、飄々とプレイしているようで、やはりベテランの技と味が随所に光る。当然、宮崎さんが西村に寄せている部分も大きいのだろう。バンマス:yoshiroが、いつになくニヤニヤしながらベースを弾いていたのが象徴的だった。

今回はワンマン、しかもドラムがトラということで、『MIRAGE』のレパートリーを中心に置きつつも、吉田美奈子<レインボー・シー・ライン>、アン・ルイス<シャンプー>に、アッとビックリ、間宮貴子のカヴァーまで。それでもcherryの歌声も、カミカミのMCも、そこはいつもと変わらぬ艶っぽさで。

…というワケで、普段のスパ・チェリとは違った面を垣間見られた、実に貴重な一夜だった。