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佐藤竹善&Friends feat. NEIGHBORS COMPLAIN - special guests 根本要(スターダスト☆レビュー)and さかいゆう@Billboard Live Tokyo 2nd Show。竹善さんのステージは、ソロであれ Sing Like Talking であれ 何度か拝見しているが、今回は featuring が カナザワと縁深い大阪の4人組 Neighbors Complain。しかもスペシャル・ゲストに、会えば親しくお話しさせて戴く根本要さん(スターダスト☆レビュー)で、これは観に行かないワケにはいかない。ゲストはもう一人、さかいゆうクン。

Neighborsは、それこそ彼らがインディーズで初CDを出す以前、大阪駅近くの街頭でストリート・ライヴを行ない、実力を蓄えていた頃から縁あって応援していて、5年前の東京初進出ライヴの時から見守ってきた。大阪ではジワジワ評価を上げていた彼らも、当時はまだ東京ではまったく無名で、オーディエンスは数えられるほど。それが今ではFM横浜でレギュラー番組を持ち、都内ライヴも大盛況で、メディア関係者でさえ入れなかったるする。先月リリースした2作目のフル・アルバムもイイ出来だった。その成長株が竹善さん、要さんと共演。ちなみに御大2人とNeighbors のご縁は、昨年、若手有望株を紹介するトークイベント『要と竹善のおたまじゃくしの夜』に彼らが出演したのがキッカケだったとか。

ライトが落ちると、まず Neighborsの4人が所定の位置へ。少し遅れて竹善がみんなをジラすように登場し、『CORNERSTONE』の1作目に入っていたボビー・コールドウェルのカヴァー<What You Won't Do For Love(風のシルエット)>でメロウにスタート。ヴォーカルは竹善さんと Neighbors のOTOクンが分け合い、ノッケからなかなかのコンビネーションを披露する。これはステキなライヴになりそうだ。

続いて、Neighborsの紹介とばかりに竹善さんが一旦下がり、メンバー4人だjけで彼らが敬愛するミュージック・ソウルチャイルド<Just friends>をネオ・ソウル色豊かに。続いてOTOがさかいゆうクンを呼び込み、ピアノに陣取った彼のヴォーカルで、カーペンターズで有名な<Close To You>をやはり今ドキのアレンジで。ゆうクンはこの前の小坂忠さんのイベントでも唸らされたけど、やっぱウマイわ。しかも「今夜の僕の仕事は、如何にサクっと話を切り上げて後の方々に繋げるか」と笑いを誘うあたりも上手で。入れ替わった竹善&要コンビは、『CORNERSTONES 3』に入っていたオフコース・カヴァー<君住む街へ>を取り上げ、ベテランらしいエモーショナルな歌声で盛り上げた。更に要さんは、意外にもビリー・ジョエル<Just The Way You Are(素顔のままで)をシットリ、アコギのソロもいい感じで….。竹善さんとはもう1曲スティーヴィー・ワンダー<Isn't She Lovely>を歌い、ラストはオーディエンスを交えての大合唱になった。オイ、<Another star>かよ、な〜んて

要さんがステージを降りた後は、竹善+ Neighborsで クール&ザ・ギャングのベタなカヴァー<Joanna>。ココでFire Horns アツキが、フリューゲル・ホーンのソロで飛び入り参加。急遽用意したマイク・スタンドが何度もお辞儀してしまうトラブルに、竹善さんが自分のマイクで音を拾う機転も。ELOのディスコ・チューン<Last Train to London(ロンドン行き最終列車)>は、OTOとのデュアル・ヴォーカルで盛り上げた。 そしてラストは、竹善さんも多大な影響を受けたジェイムス・イングラム(クインシー・ジョーンズ)<Just Once>。これまでピアノ・デュオなど違う形で何度も歌ってきたそうだが、バンドで歌いたいと思って選曲したところに、ジェイムスの訃報が舞い込んだ。歌い終わった後、追悼の意を込めつつ「Thank you, James」と呟いた竹善さんに、万感の思いが宿っていたのが伝わってきた。

アンコールは、全員集合で<You’ve Got A Friend>をダニー・ハサウェイ・ヴァージョンで。竹善さん&要さんのベテラン勢、さかいゆうクン&OTOの若手勢、それが一体化した分厚いハーモニーで、ラストのコーラス・パートはエンドレスの盛り上がり。どんどんゴスペルチックになっていく様が圧巻だった。

スタート直後のM Cで竹善さんは、「こういう全曲カヴァーのライヴは、普通は打ち上げの席か何かでお遊び的にやるもの。だからこれは、まかないライヴ」と名付けていた。でもそうしたリラックスしたショウだからこそ味わえる楽しみがある。是非また足を運びたい、そんなちょっとホッコリ気分にさせられたライヴだった。