tedeschi trucks_signs

今日は朝っぱらから訃報が立て続けに。まずは、まさに15日に4枚目のオリジナル・アルバム『SIGNS』が発売されたばかりのテデスキ・トラックス・バンドのキーボード/フルート奏者コフィ・バーブリッジが、まさにそのアルバム発売日に死去。彼は以前から心臓を患っており、昨年6月に手術を受けていたとか。その後仕事に復帰したが、合併症を起こしてアトランタで亡くなったと伝えられている。享年57歳。

コフィは米ニューヨーク州ブロンクス生まれ。キーボード、フルート、ヴォーカルなどをこなすマルチ・インストゥルメンタル奏者として様々なバンドに関わり、テデスキ・トラックス・バンドの前身的なデレク・トラックス・バンド、ハービー・ハンコックの『 THE IMAGINE PROJECT』(10年)にも参加していた。

リリースされたばかりの『SIGNS』でも、2曲をデレクや他のメンバーたちと共作。今作には珍しくストリングスを配した楽曲があり、そのスコアを作編曲したのもコフィであった。

オールマン・ブラザーズ・バンドの血筋と12人編成がゆえの豪快なサザン・ロック・スタイルを期待されがちなテデスキ・トラックス・バンドだが、実際はスーザン・テデスキのシンガー・ソングライター的側面も色濃い有している。新作はそれこそまだ届いたばかりで、封も切っちゃいなかったほどだが、このニュースを聞いて早速ターンテーブルに。なるほどこの新作には緩やかなメッセージ性が滲んでおり、ほのかな内省の香りがした。コフィの死を予期していたワケじゃなかろうが、何時になく重いアルバムという感触。いや、まだ訃報を知ったばかりなので、あまり冷静な判断じゃないかもしれないが…。

テデスキ・トラックス・バンドは、この6月に3年ぶりの来日公演が控えている。前回の公演も、デレクが客演した時のエリック・クラプトン公演も素晴らしかったので、今度のジャパン・ツアーもまた観に行こうか!と思っていた矢先の訃報。これで来日が中止になることはないと思うが、バンドへの貢献率が高い人だっただけに残念。

それにしても、57歳ってカナザワより若いぢゃんヨ
Rest in Peace...

kofi burbridge