yes japan tour 2019

間にイエス feat.アンダーソン・ラヴィン・ウェイクマンの来日を挟んだ、2年半ぶりのイエス 日本公演@東京ドームシティ・ホール。50周年ツアーということで迷わず観に行くことにしたが、今回は東京3日間、それぞれに内容が違う。22日が『危機』再現、23日がベスト・セレクション、そして24日が3枚目『THE YES ALBUM』の再現。ちょっとだけ悩んだが、もうイエスは何度も観ているから、ベスト・セレクションは自分にとってはあまり意味がない。また『危機』再現と言っても、現行イエスに当時のメンバーはスティーヴ・ハウひとり。でも『THE YES ALBUM』なら、ハウにゲスト参加のトニー・ケイもいる。そもそも現kyd のジェフリー・ダウンズは、ソロイストというよりアンサンブルで持ち味を発揮するタイプ。…というワケで、『THE YES ALBUM』がテーマのこの日を選んだ。
17時 On Timeで客電が落ち、お馴染みストラヴィンスキー<火の鳥>が荘厳に流れる中でメンバー登場。いきなりプレイし始めたのは<危機>だった。腰痛とかでほとんど使い物にならないアラン・ホワイトの代役には、前回同様ジェイ・シェラン。アランは毎回ツアーに同行して、アンコールだけドラムを叩く、というのが定番化しているけれど、その前からモタッているのが明白だったから、そろそろドラムの座を譲るべきだろう。逆にハウはやたら元気。トニーも出番は少なかったが、なかなか好調に見えた。ジョン・デイヴィソン、ビリー・シャーウッドのそっくりさんぶりも、なかなか板についていて…

個人的に嬉しかったのが、『GOING FOR THE ONE(究極)』からの<Parallels>と、最初期の <Sweet Dreams>、<No Opportunity Necessary, No Experience Needed>あたり。あとの2曲はまだハウもいなかった頃の楽曲だが、彼がイエス加入直後 最初に覚えた曲だった、なんてエピソードも。やはりこの頃のナンバーは、現メンバーだと座りがイイ。実は個人的に、いつか『RELAYER』の完全再現を聴きたい、と思っているんだけど、あれはやっぱりパトリック・モラーツ不在ではできないのかしらね。

ライヴとしては良かったけれど、全盛期イエスと比べちゃうと、どうしてもテンション緩めで余裕綽々。ワザが芸になっちゃっている風で、スリルには乏しい。それでもイザ来日となれば、きっとまた足を運んでしまうんだろう

 【Set List】
〜 Intro:The Firebird Suite
1. Close to the Edge
2. Nine Voices (Longwalker)
3. Parallels
4. Madrigal
5. Fly From Here, Part I: We Can Fly
6. Sweet Dreams
7. Heart of the Sunrise
〜 intermission
『The YES ALBUM』
8. Yours Is No Disgrace (with Tony Kaye)
9. Clap
10. Starship Trooper (with Tony Kaye & Alan White)
11. I've Seen All Good People
12. A Venture
13. Perpetual Change
〜 Encore
14. No Opportunity Necessary, No Experience Needed (with Tony Kaye)
15. Roundabout (with Tony Kaye & Alan White)