light mellow solar

既に先週22日にリリースされているカナザワ監修・選曲の最新コンピレーション『LIGHT MELLOW in SOLAR』。SOLARといえば Sounds of Los Angels Records の略で、シャラマーやレイクサイド、ミッドナイト・スター、クライマックス、ザ・ディールなどが在籍したディスコ〜ダンス・ミュージックの専門レーベルとして知られている。その Light Mellow 版というワケだ。

ただし、既に先行して何人かの人気DJ諸氏がソラーでコンピを組んでいて、Light Mellowは後発。だったら彼らが選曲したダンス系の王道ソラー路線からは離れ、ミディアム〜メロウ・サイドに特化したAOR目線のコンピを組んでやれ、というのが『LIGHT MELLOW in SOLAR』の主旨である。

収録曲は以下の通り。

1. Call Me / Bill Wolfer featuring Finis Henderson
2. A Night To Remember / Shalamar
3. I Want To Hold Your Hand / Lakeside
4. Shine The Light / Collage
5. Song For Donny / The Whispers
6. Slow Jam / Midnight Star
7. Come Back Lover, Come Back / The Sylvers
8. Computer Love / Cat Miller
9. Two Occasions / The Deele
10. Floating With The Tide / Ralph Butler
11. Charlie / Carrie Lucas
12. Curious / Midnight Star
13. Rock Steady / The Whispers
14. Personality / Dynasty
15. I Want To Love You Tonight / Klymaxx
16. Groovin' / Collage

フィニス・ヘンダーソンが歌うビル・ウルファー楽曲でスタートするのは、如何にもAOR目線。続いてシャラマー、レイクサイドが飛び出すのがソラーならではだけど、ヘヴィ・ファンクが十八番のレイクサイドから敢えてビートルズ・カヴァー(しかも意表を突いたバラード・アレンジ)を選んだのが、ディスコ・コンピとは違う。ディールやウィスパーズがベイビーフェイス絡みなのは有名だけど、キャット・ミラーもその一例。ジェフリー・オズボーン張りのヴォーカルを聴かせるラルフ・バトラー、ディスコ・シンガーの色が強いキャリー・ルーカスのこの曲も、この盤ならではのセレクトだと思う。ベイビーフェイスやクライマックスの大ヒット<I Miss you>が未収なのは、権利上の事情から。ムム、残念。ラストを締める<Groovin'>は、もちろんラスカルズのあの曲。山下達郎のカヴァーは有名でも、コレはほとんど知られていない。

夜の帳が降りて、そろそろ休もうか…、という深い頃にゆったり聴いてほしい『LIGHT MELLOW in SOLAR』。併せてオリジナル作品もリイシューされているので、どうぞお見逃しなく。