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今日は、今井優子 Performance 2019 Vol.4〜Jazzy Triangle〜 のサポート。中目黒 楽屋(らくや)は、以前 SHANTI やナミノートを観た小振りなライヴハウスで、タイやベトナムなどのアジアン・フード料理が美味しいトコロ。小さなステージにグランドピアノがデ〜ンと鎮座していて、元ブルーノートのスタッフだったオーナー氏の音への強いコダワリが伝わってくる。

今回のライヴは、世界的に活躍中のジャズ・ピアニスト:ハクエイ・キムさん、既にレコーディングやライヴで何度かお世話になっているブラジル人サックス/フルート奏者グスターボ・アナクレートさんとのトリオ・ライヴ。今井優子にとっては、ほとんど初めてのジャズ・セットだ。

公演詳細は、今井のオフィシャル・ブログに書いたので、そちらをご参照いただきたいが、改めて彼女のシンガーとしての天賦の才を確認させられた。ふくよかで柔軟性があり、張ると少しくぐもる歌声の魅力。そして本格的なジャズ経験なんてないのに、ヘタなジャズ・シンガーよりはるかにそれっぽく歌ってしまえるセンスの良さ。粉骨砕身努力して実力に磨きをかければ、もっともっと光る素材だと思うが、汗水垂らして頑張るよりも、適度な余裕を持ってスタイリッシュに軽く洒脱に振る舞うのが、今井優子流なのだ。それが活きたジャジー・トライアングルだったと思う。

…にしても、変幻自在のハイエイさんのピアノの素晴らしさ。そしてアルト、ソプラノ、フルートを頻繁に持ち替えながら、マイルドに歌やピアノに絡むグスさんらしいブロウ。いつものバンド・アンサンブリとは違った表情の優子ライヴ、スタッフながらも存分に堪能させてもらった。

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