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海老原諒 × 外園一馬 AOR NIGHT vol.10 @三宿 BACK STAY。このライヴに足を運ぶのは、これが3回目 or4回目?だけれど、ここ何回かはスケジュールが合わなかったので、今年は初めてかも。首謀者の外園クンに海老チャンはもちろん、西脇辰弥さん(kyd)、林あぐりクン(b)、そして藤原美穂さん(vo)と、全員顔見知り。しかも今回はゲストに Daisuke。先月末の『Daisuke R&B ONLY NITE』で「今度オレ、AOR Night に出るんスよ」と聞かされ、もともと行くつもりだったのが俄然マストに。9月にカナザワが日比谷Billboard Cafe & Dinning で開催したDJパーティに海老チャンが遊びに来てくれてたコトもあって、兎にも角にも駆けつけた次第なのだ。

とにかくメンバーみんながAOR好きで、そのAOR愛が演奏からビンビン伝わってくる楽しいライヴ。思うに、仕事でやってるオリジネイターのアーティストたちよりも、コチラの面々の方が喜んじゃってるよな。

だからそれを見ている我々も、思わず顔がほころんでしまう。いつもニコニコとギターを弾くゾノ君はもちろん、ウンチクを披露する西脇さん、ムッツリと重いベースを弾くあぐり君までもが、本当にAOR好きなのだ。

もう10回を数えるというコトもあって、セトリは誰もが知っている鉄板曲から離れつつある。けれど、それでも以下の選曲なのだから、イントロを聞いただけで「ふふふッ」とほくそ笑んでしまう。序盤はゾノ君と美穂さんフィーチャー。スタンダード曲をバーブラ・ストライサンド版で演った<Come Rain Or Come Shine>は、ラリー・カールトンが乗り移ったかのようなギター・ソロが素晴らしかった。Daisukeは<Margarita>から登場。早速彼の武器であるシルキーなファルセットを響かせる。マーチンさんやゴスペラーズと絡んだりしてR&Bのイメージが強い Daisuke だけれど、実はシカゴがルーツというAORフリーク。カナザワが彼と仲良くなったのも、オーレ・ブールドのライヴで近くに座ったのがキッカケだった。

喋りを短かめにして比較的サクサク進行した1st Set だったが、その分 2ndでは、このライヴ常連には御馴染みのトーク炸裂。1時間でやっと3曲という体たらくなのに、誰もがそれを楽しみ、メンバーたちの御託を真剣に聞いている。美穂さんが思い入れたっぷりに Daisukeとデュエットした<Whenever I Call You Friend>、ナイスでした。ゾノ君も歌えるから、コレは強力。最近セッション・ミュージシャンが趣味で演るAORカヴァーに接する機会が多いけれど、演奏はともかく、ヴォーカル&ハーモニーはココが一番バランスが取れている。海老チャンのボズの物真似も面白おかしく、次回は1曲歌うハメに。西脇さんにはステージ上から突然話題を振られ、ちょっとアセッたカナザワでした

とにかく、これほどAORを楽しんで演っているライヴは他にない。AORはやたら難しい、とボヤきながら、それを心底楽しんで、ヘラヘラしながらプレイしている。自分もまたヘラヘラしたいから、きっと次回もココへ来るだろう

1st set
・On And On / Stephen Bishop
・Come Rain Or Come Shine / Barbra Streisand
・I'm a Camera / Marc Jordan
・As Far As I'm Concerned / Alessi Brothers
・Baby Come Back / Player
・Margarita / Marc Jordan
・Never Turnin' Back / Bruce Hibbard
2nd set
・Come On Home / Pages
・Hard To Say I'm Sorry / Chicago
・Whenever I Call You Friend / Kenny Loggins And Stevie Nicks
・Is It You? / Lee Ritenour
・Simone / Boz Scaggs
・I Just Wanna Stop / Gino Vannelli
Encourages
・O.C.O.E / Pages

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