golden bridge

リリースから1ヶ月近く遅れてのご紹介ご容赦。でもこの手の音に敏感な方なら、とうに入手済みですよね? UKソウル・チャート1位となった<Tribal>、トニー・エトリアの70's ディスコ・カヴァー<I Can Prove It>を含む、Golden Bridge の初アルバム。自分が知ってる T-Groove はただの酔っ払い野郎なのだが、実は途轍もなくスゴイ奴なんです

この Golde Bridge は、その酔っ払い野郎じゃなくて、東京を拠点に世界的に活動するリミキサー/アレンジャー/コンポーザー/プロデューサー:T-Groove こと高橋佑貴と、バークリー音楽院を卒業し、ボストンを拠点に活動している日本人プロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリスト:金坂征広によるソロ・プロジェクトmonolog が手を組んだビッグ・ユニット。

monologにはバークリー音楽大学音楽制作学科初のアジア人助教授という顔もあり、ビートメイカー/DJ “U-Key” としても知られる。アルバムにはパトリース・ラッシェンも参加。デ・ラ・ソウル、シーロ・グリーンといったヒップホップ系からブーチー・コリンズ、チャカ・カーンらと共演し、世界的大企業のCM音楽、ゲーム・ミュージック、NHKを筆頭とするTV番組のサウンドトラックなど、そのフィールドは多岐に及ぶ。対して T-Grooveは、70〜80年代のディスコ/ソウル・ミュージックへの憧憬を武器にトラックメイク。英国を中心に、世界中のダンス・フロアを T-Groove サウンドで揺らしていて、UK Soul Chartで首位を獲得した初めて日本人リミキサーでもある。日本では CHEMISTRY、フィロソフィのダンス、WODDYFUNK、G.RINA、ケイコ・リー らのリミックス、アレンジで活躍。でもプライヴェートは、ただの呑んだくれ、ですけど…

そんな世界を股にかけて活躍する2人のコラボによる Golde Bridge。実際の制作も、ボストン・東京間で頻繁にファイル交換を重ねながら。個人的には、ジャズ・ファンクのイメージが強い Monolog に対して T-Grooveは4ッ打ち系ということで、聴く前は “似て非なるモノ” という印象もあったが、それはあくまで机上の話で。それこそ現実的には、monolog はディスコも大好きで、以前 “日本でいう4ッ打ちはやったことがないので、いつか自分も…” と発言していたし、コン&アミール(Kon & Amir)のコンのアルバムでもキーボードを弾いていたそうだ。…というコトは monolog & T- Groove、組むべくして組んだ、とも言えるワケ。

実際 聴けば、楽曲によって多少 ディスコよりだったりジャズ・ファンク寄りだったりするものの、そのミックス具合は心地良く。70〜80年代の踊れるクラブ・ジャズ・メソッドを現代感覚にアップデートした感がある。自分はマシン・ジムで聴きながら身体を動かしたが、メッチャ爽快でしたワ